よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


特別養護老人ホームにおけるサービス 提供のあり方に関する調査研究事業 報告書 (116 ページ)

公開元URL https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2025/04/koukai_250425_08.pdf
出典情報 「特別養護老人ホームにおけるサービス提供のあり方に関する調査研究事業 (令和6年度老人保健健康増進等事業)」の報告書及び手引きについて (6/13)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

⑤医療機関への搬送の判断・搬送方法(手段)・持ち物
どのようなときに医療機関へ搬送するか、搬送する場合の搬送方法につい
て、整理します。搬送方法(手段)は、施設が所有する車両、医療機関が所有
する搬送車両(病院救急車等)、119 番通報により要請する救急車、介護タク
シー、患者等搬送事業者(民間救急車)などが考えられます。施設の所在する
地域の状況や緊急度、重症度、時間帯により適切な搬送方法を検討します。必
要に応じて、連絡先を整理しておきます。
また、搬送する際の持ち物もあらかじめ整理します。具体的には、以下のよ
うなものが考えられます。適切な場所で管理し、必要なときにすぐに持ち出せ
るようにしておくとよいでしょう。
・②で整理した情報をまとめたもの(紙の資料や、それらを綴じたファイ
ル等)
・介護記録・看護記録
・保険証(マイナンバーカード)
・診察券
・現金等

(3)「緊急時等における対応方法」としてのとりまとめ
上記(1)の体制のもとで(2)で整理した内容を踏まえ、「緊急時等にお
ける対応方法」をとりまとめます。

(4)職員への周知・教育
作成した「緊急時等における対応方法」について、施設職員に周知し、定期
的に訓練の機会を設けて緊急時等に活用できるようにします。具体的には、以
下のような周知・教育方法が考えられます。
・職員研修や訓練で使用する(定期研修・訓練、入職時研修)
・朝礼・夕礼等の機会にポイントや変更点などを共有する
・職員に配布する(紙の冊子又は電子媒体での配布)
・事務室や職員室など、職員が手に取りやすい場所に備えたり、職員が閲
覧しやすい場所に掲示する

8