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令和4年度厚生労働省第二次補正予算案の主要施策集 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/22hosei/index.html
出典情報 令和4年度厚生労働省第二次補正予算案の概要(11/8)《厚生労働省》
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【○介護等の職員の待遇改善に向けた業務効率化や負担軽減の推進】
施策名:介護ロボット開発等加速化事業
① 施策の目的

老健局
高齢者支援課
(内線3875)

令和4年度第二次補正予算案 3.9億円

② 対策の柱との関係

介護現場において、テクノロジーの活用などによるサービスの質の向上や職員の負担軽減といった生産性向
上の推進は喫緊の課題となっており、見守りセンサーやICT等といった生産性向上に効果的なテクノロジーの
普及をより強力に進めていく。











③ 施策の概要
令和6年度介護報酬改定におけるテクノロジーの活用に関する議論に向け、エビデンスの充実を図るため早期に実証を実施する。
また、令和5年度より加速化を図る地域における総合的な生産性向上の取組に向け、介護施設・開発企業双方の観点から介護ロボッ
トに関する相談窓口等の「開発・実証・普及のプラットフォーム」の運営の充実を図る。
④ 施策のスキーム図、実施要件(対象、補助率等)等

介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム
①介護現場・ロボット開発企業の双方に対する一元的な相談窓口(地域拠点)、②開発機器の実証支援を行うリビングラボのネットワーク、③介護現場における実証
フィールドからなる、介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム。(令和2年度当初予算~)

①相談窓口(地域拠点) 【全国17ヵ所】

<令和4年度第二次補正予算案での主な実施内容>

介護ロボットに関する介護施設等からの導入相談、開発企業等からの実証相談へのきめ細かな対応

○実証事業
・ 令和6年度介護報酬改定に向けたテクノロジーの導入等
による生産性向上に関する実証

②リビングラボネットワーク 【全国8ヵ所】
-開発実証のアドバイザリーボード兼先行実証フィールドの役割-
③介護現場における実証フィールド-エビデンスデータの蓄積-
全国の介護施設の協力による大規模実証フィールド

<見守りセンサー>
居室内の利用者の状況をセンサーで感知し、夜間
の定時巡視の効率化や、転倒時などの速やかな
対応が可能になる。

※リビングラボとは
実際の生活空間を再現し、新
しい技術やサービスの開発を
行うなど、介護現場のニーズ
を踏まえた介護ロボットの開
発を支援するための拠点

○開発・実証・普及のプラットフォーム事業
・ 地域における生産性向上の取組に関する支援
(国における情報収集・提供・調査研究等)
・ 相談窓口の運営の充実

<介護現場の生産性向上に資するテクノロジーの例>
<ICT(インカム)>
<移乗支援(非装着型)>
遠方にいながら職員
利用者の抱え上げをロボットが代替し、
間での利用者の状況
職員の身体的負担(腰痛)の軽減が可能
になる。
の共有が可能になる。

⑤ 成果イメージ(経済効果、雇用の下支え・創出効果、波及プロセスを含む)
令和6年度介護報酬改定に向けてエビデンスの充実を図りつつ、介護現場におけるテクノロジーへの理解を促進し、開発企業が介
護ロボット市場に参入しやすい環境を整備し、介護現場の生産性向上を加速化させる。

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