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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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【臨床症状】

・炎症性脱髄が原因と推定される。

・これまでに中枢神経系の脱髄疾患である視神経炎の既往があ
る。

・臨床的に多巣性の中枢神経系の障害(事象)である。

・中枢神経系に帰することのできる限局性または多発性所見とし
て、2022/03/29 に脳神経の単一または複数の異常、深部腱反射の
変化(反射減弱または亢進、反射の非対称性)、小脳の機能障害
(運動失調症、測定障害、小脳性眼振など)のいずれかが発現。

【疾患の経過】

・発症から最終観察までの期間は 1 か月

・疾患の単相パターンを示すには観察期間が不十分であり、発症
後の観察期間が 3 か月以内である。

【鑑別診断】

・病気を説明できる、他の明らかな急性感染症や他の疾患が存在
する。

【自己抗体の検査】(検査日:2021/07/09)

・抗 AQP4 抗体陰性、抗 MOG 抗体陽性

臨床検査値:

検査項目:頭部 MRI

検査日:2022 年 4 月 4 日

頭部 MRI では 4 月 4 日に前頭葉大脳皮質、左大脳脚、橋左側腹側
右三叉神経˜右中小脳脚、橋右側にかけて T2WI、FCAIR で高信号
あり。

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