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資料1 経済財政運営と改革の基本方針 2026 原案 (25 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0630agenda.html |
| 出典情報 | 経済財政諮問会議(第10回 6/30)《内閣府》 |
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第3章 責任ある積極財政に基づく「中長期経済財政計画」
1.
「強い経済」の構築と「財政の持続可能性」の実現
(「成長戦略」による投資拡大等によって目指す経済・財政の姿)
低迷する潜在成長率を引き上げていくためには、長年続いてきた過度な緊縮志向、未来
への投資不足の流れを断ち切る必要がある。民間投資の拡大による供給力の強化を、経済
規模の拡大、税収基盤の強化につなげ、「強い経済」と「財政の持続可能性」を一体的に
実現する。
供給力強化に向けて、危機管理投資・成長投資を中核とする「成長戦略」を強力に推進
し、政府も一歩前に出て、官民投資の実現と投資環境整備の具体化を進める。また、強い
地域経済の構築に向けた「地域未来戦略」を実行し、地方が持つ伸び代をいかし、新たな
産業基盤を構築するなど、様々な政策パッケージを相互に密接に連携させて実行する。
「挑戦しない国に未来はない」
という考え方の下、
従来の政策の延長や制約を乗り越え、
民間を含めた新たな発想や視点に基づく、真に効果のある政策が引き出せるよう、政府の
予算の作り方を根本から改めていく。官民投資ロードマップに基づき、危機管理投資・成
長投資を推進することで、62の主要な製品・技術等において2040年度までの累計で370兆円
を超える官民投資が想定される。こうした官民投資に加えて、研究開発投資や生産資源配
分の効率化等、「成長戦略」の効果が十分に発現した場合には、2040年度には、国内民間
設備投資額は年間230兆円、GDPは1,100兆円に迫る経済成長が実現できること、また、
一定の追加的な財政支出の下で、
債務残高対GDP比が、
概ね安定的に低下する姿となり、
「経済成長」と「財政の持続可能性」の双方が実現できるとの見通しが示された88。こうし
た経済・財政の姿の実現を目指すこととし、2%の物価安定目標の実現の下で、できるだ
け早期に、実質で1%を上回る、名目で3%を上回る経済成長を定着させ、更に引き上げ
ていく。
このため、「経済・財政新生計画」を刷新し、本章を、責任ある積極財政に基づく「中
長期経済財政計画」として定め、目指す経済・財政の姿の実現に向けて取り組む。本計画
は、2027年度~2040年度を計画期間とし、財政運営目標の設定、経済の成長力強化と名目
の経済規模の拡大にふさわしい予算編成への転換、『「強く豊かな日本」投資枠』の創設、
補正予算依存からの脱却、基金や複数年度にわたる予算措置の見直しといった予算編成の
在り方、分析・検証の強化等による市場の信認確保といった、新たな財政運営の仕組みを
一体で示す。
(財政運営目標の設定)
本計画における財政運営の目標については、「責任ある積極財政」の考え方に立脚した
ものとし、「強い経済」の実現と「財政の持続可能性」を両立する観点から、国・地方の
総債務残高対GDP比の安定的低下を中核に位置付ける。これは、政府が負う債務と、そ
88
内閣府「日本成長戦略の下での中長期的な経済・財政の姿に関する試算」
(令和8年6月)
。財政支出については、予算の
上限といった意味ではなく一つの試算として、経済成長に必要な財政支出が、財源を確保した上で別枠管理する予算の他
に、毎年度実質10 兆円、追加的に支出した場合を想定。
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1.
「強い経済」の構築と「財政の持続可能性」の実現
(「成長戦略」による投資拡大等によって目指す経済・財政の姿)
低迷する潜在成長率を引き上げていくためには、長年続いてきた過度な緊縮志向、未来
への投資不足の流れを断ち切る必要がある。民間投資の拡大による供給力の強化を、経済
規模の拡大、税収基盤の強化につなげ、「強い経済」と「財政の持続可能性」を一体的に
実現する。
供給力強化に向けて、危機管理投資・成長投資を中核とする「成長戦略」を強力に推進
し、政府も一歩前に出て、官民投資の実現と投資環境整備の具体化を進める。また、強い
地域経済の構築に向けた「地域未来戦略」を実行し、地方が持つ伸び代をいかし、新たな
産業基盤を構築するなど、様々な政策パッケージを相互に密接に連携させて実行する。
「挑戦しない国に未来はない」
という考え方の下、
従来の政策の延長や制約を乗り越え、
民間を含めた新たな発想や視点に基づく、真に効果のある政策が引き出せるよう、政府の
予算の作り方を根本から改めていく。官民投資ロードマップに基づき、危機管理投資・成
長投資を推進することで、62の主要な製品・技術等において2040年度までの累計で370兆円
を超える官民投資が想定される。こうした官民投資に加えて、研究開発投資や生産資源配
分の効率化等、「成長戦略」の効果が十分に発現した場合には、2040年度には、国内民間
設備投資額は年間230兆円、GDPは1,100兆円に迫る経済成長が実現できること、また、
一定の追加的な財政支出の下で、
債務残高対GDP比が、
概ね安定的に低下する姿となり、
「経済成長」と「財政の持続可能性」の双方が実現できるとの見通しが示された88。こうし
た経済・財政の姿の実現を目指すこととし、2%の物価安定目標の実現の下で、できるだ
け早期に、実質で1%を上回る、名目で3%を上回る経済成長を定着させ、更に引き上げ
ていく。
このため、「経済・財政新生計画」を刷新し、本章を、責任ある積極財政に基づく「中
長期経済財政計画」として定め、目指す経済・財政の姿の実現に向けて取り組む。本計画
は、2027年度~2040年度を計画期間とし、財政運営目標の設定、経済の成長力強化と名目
の経済規模の拡大にふさわしい予算編成への転換、『「強く豊かな日本」投資枠』の創設、
補正予算依存からの脱却、基金や複数年度にわたる予算措置の見直しといった予算編成の
在り方、分析・検証の強化等による市場の信認確保といった、新たな財政運営の仕組みを
一体で示す。
(財政運営目標の設定)
本計画における財政運営の目標については、「責任ある積極財政」の考え方に立脚した
ものとし、「強い経済」の実現と「財政の持続可能性」を両立する観点から、国・地方の
総債務残高対GDP比の安定的低下を中核に位置付ける。これは、政府が負う債務と、そ
88
内閣府「日本成長戦略の下での中長期的な経済・財政の姿に関する試算」
(令和8年6月)
。財政支出については、予算の
上限といった意味ではなく一つの試算として、経済成長に必要な財政支出が、財源を確保した上で別枠管理する予算の他
に、毎年度実質10 兆円、追加的に支出した場合を想定。
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