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資料2障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて(議論の整理(案))~各論~ (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00056.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第129回 5/16)《厚生労働省》
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3.障害者の就労支援について
論点
○ 障害者の就労支援について、障害者がより働きやすい社会の実現に向けて、障害者の希望や能力に沿った就労の機会を提供していく
ための支援を推進する観点から検討してはどうか。
3 障害者の就労を支えるための雇用・福祉施策の連携強化等に関する取組
(1) 障害者の就労支援に携わる人材の育成
(2) 企業等で雇用される障害者の定着支援の充実
(3) 地域の就労支援に関するネットワークの強化
(4) 就労継続支援A型の在り方や役割の整理
(5) 重度障害者等に対する職場や通勤等における支援

これまでの部会における御意見
(1) 障害者の就労支援に携わる人材の育成
○ 基礎的研修の実施の流れは賛成で、ぜひ早期に進めてほしい。研修の受講対象の範囲については、就労移行支援も全ての職種が現
在対象となっていない。研修がスタートして見通しがある程度立った段階で、就労移行支援の職業指導員などもぜひ受講機会の確保をお
願いしたい。その上で、就労継続支援事業の職員についても受講できるようにしておくことが必要だが、雇用財源で、研修時間も限られた
時間で実施されるので、一般就労へつなげるということに特化した研修ということでお願いしたい。基礎的研修の受講者がさらにジョブコー
チ研修などの上位研修の受講を目指し、誘導していくためにも、改めて加算等の創設をお願いしたい。
○ 難病患者が福祉サービスとつながるためには、障害福祉に携わる支援者が病気を抱えながら働くことが当たり前であるという考えで支
援を行ってほしい。そのためには、雇用・福祉、そして医療の観点を含めたスキルアップ研修を強化し、その研修の中に病気を抱えながら
働く当事者の体験談とか好事例などを紹介してほしい。また、現在都道府県に1名程度しかいないハローワークにおける難病患者就職サ
ポーターの方たちの質の向上も含め、人数の増員はぜひともお願いしたい。
○ 難病就労支援サポーターは非常勤で勤務されている方が非常に多い。研修制度など、今回の提案にもあるが、ぜひそういった面では
質の向上に向けて取組を進めてほしい。
(2) 企業等で雇用される障害者の定着支援の充実
○ 就労定着支援について、利用者、事業所数とも増加傾向にあるものの、まだまだ定着支援が必要な人に支援が行き渡っていない可能
性がある。そのため、今回提案のナカポツセンターが就労定着支援事業の指定を取れるように整備しておくということは賛成。
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