よむ、つかう、まなぶ。
総-3個別事項について(その14)技術的事項 (41 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66697.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第633回 12/5)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
技術的事項に係る課題
(検体検査等について)
• 産科危機的出血に伴う後天性低フィブリノゲン血症におけるフィブリノゲン製剤の投与に際しては、血中フィ
ブリノゲン値を測定する必要があるが、一般的なフィブリノゲン値の測定と異なり、迅速性がより強く求めら
れるため、臨床検査室等ではなく、手術室等で行う必要がある。
(睡眠医療について)
• 過度の眠気等の自覚症状のある患者に対する、保険上のCPAP療法の導入可否基準について各国を比較する
と、AHIの値を15又は5以上としている国が多い一方で、日本では20以上となっている。
• 患者のCPAP装置使用状況を把握可能な機器が広く上市されているところ、1晩あたり4時間以上のCPA
P使用が適切であることや、短時間の使用では有効性が乏しいことが指摘されている。
• 終夜睡眠ポリグラフィーは、近年一定割合が在宅で実施されており、在宅に検査装置を送付し、患者等が自ら
装置を取り付けるもの、医療者が訪問等を行い取り付けるものなどが含まれるが、診療報酬上は差が設けられ
ていない。
(情報通信機器を用いた医学管理等について)
• 脳深部刺激療法(DBS)では、刺激装置の植え込み手術直後や症状増悪時には、早期に刺激調整を行うことが重
要であるが、当該管理の評価にあたる在宅振戦等刺激装置治療指導管理料の算定回数は都道府県間で差がある。
• インターネット回線を介して遠隔で治療設定機能の変更が可能なプログラム医療機器が令和4年11月に薬事承
認、関連学会が作成した手引きにおいて、対面診療と遠隔プログラミングを適切に組み合わせて診療すること
が推奨されているが、当該管理料には情報通信機器を用いた場合の規定がない。
• 情報通信機器等を活用した療養指導を行うことで、糖尿病患者のセルフケア支援を行うことが可能となり、良
好な血糖コントロール維持につながっている報告がある。また、慢性心不全患者に対しても、再入院を回避す
ることにつながっている報告がある。
41
(検体検査等について)
• 産科危機的出血に伴う後天性低フィブリノゲン血症におけるフィブリノゲン製剤の投与に際しては、血中フィ
ブリノゲン値を測定する必要があるが、一般的なフィブリノゲン値の測定と異なり、迅速性がより強く求めら
れるため、臨床検査室等ではなく、手術室等で行う必要がある。
(睡眠医療について)
• 過度の眠気等の自覚症状のある患者に対する、保険上のCPAP療法の導入可否基準について各国を比較する
と、AHIの値を15又は5以上としている国が多い一方で、日本では20以上となっている。
• 患者のCPAP装置使用状況を把握可能な機器が広く上市されているところ、1晩あたり4時間以上のCPA
P使用が適切であることや、短時間の使用では有効性が乏しいことが指摘されている。
• 終夜睡眠ポリグラフィーは、近年一定割合が在宅で実施されており、在宅に検査装置を送付し、患者等が自ら
装置を取り付けるもの、医療者が訪問等を行い取り付けるものなどが含まれるが、診療報酬上は差が設けられ
ていない。
(情報通信機器を用いた医学管理等について)
• 脳深部刺激療法(DBS)では、刺激装置の植え込み手術直後や症状増悪時には、早期に刺激調整を行うことが重
要であるが、当該管理の評価にあたる在宅振戦等刺激装置治療指導管理料の算定回数は都道府県間で差がある。
• インターネット回線を介して遠隔で治療設定機能の変更が可能なプログラム医療機器が令和4年11月に薬事承
認、関連学会が作成した手引きにおいて、対面診療と遠隔プログラミングを適切に組み合わせて診療すること
が推奨されているが、当該管理料には情報通信機器を用いた場合の規定がない。
• 情報通信機器等を活用した療養指導を行うことで、糖尿病患者のセルフケア支援を行うことが可能となり、良
好な血糖コントロール維持につながっている報告がある。また、慢性心不全患者に対しても、再入院を回避す
ることにつながっている報告がある。
41