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総-3個別事項について(その14)技術的事項 (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66697.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第633回 12/5)《厚生労働省》
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致死率の高い重点感染症に対する即応的な治療手段となるMCM
【背景】
⚫ 重点感染症の中には致死率の高い疾患も含まれ、国民の生命を守るために早期治療による救命・重症化
の回避を含めて即応的な治療手段を確保する必要がある。
⚫ 重点感染症に対する危機対応医薬品等(Medical countermeasures:MCM)のうち、致死率の高い重点
感染症に対する即応的な治療手段となる医薬品(※)については、国が保有・管理するものがある。こ
れらの医薬品は、一般的には平時において感染症の発生時期・規模等が予測できないなど市場の原理が
働きにくいために、一般的に、市場流通しないため、卸と医療機関・薬局との間の取引価格が形成され
ることはなく、薬価収載には馴染まない。
⚫ 一方で感染症は誰もが意図せずに罹患しうるものであり、保険診療下で治療を行われることが想定され
るが、薬価収載されていないMCMを用いて治療した場合、混合診療にあたる可能性がある。
⚫ 即応的な治療体制を構築するため、致死率の高い重点感染症に対する即応的な治療手段となるMCMの診
療報酬上の取扱いについて検討が必要である
※天然痘、エボラ出血熱等の重点感染症に対する医薬品が想定される。

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