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総-3個別事項について(その14)技術的事項 (35 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66697.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第633回 12/5)《厚生労働省》 |
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心大血管疾患リハビリテーション料における慢性心不全患者の基準
○ 心不全の可能性が高い基準について、 心不全診療ガイドラインにおいて、心不全の可能性が高
いと判断するNT-proBNP値が 400 pg/mL 以上から 300 pg/mL 以上に変更された。
○ NT-proBNP 400 pg/mL以上を基準とする、現行の心大血管疾患リハビリテーション料における慢
性心不全の対象患者の基準とずれが生じている。
【心不全診療ガイドラインにおけるBNP/NT-proBNPを用いた心不全診療のカットオフ値】
出典:「2025年改訂版
心不全の可能性は極めて低い
心不全診療ガイドライン」より医療課作成
心不全の可能性は低いが、可能ならば経過観察
前心不全(心臓機能障害があるが心不全症状/徴候がない)、または心不全の可能性がある
心不全
前心不全~心不全
BNP
NTproBNP
0
0
(2013年)40
18.4
→35
55
125
(心不全の可能性が高い)
100
(2013年)400
→300
高リスク心不全
(近い将来に心不全悪化による入院などの必要性が
生じる高リスク心不全である可能性が高い)
200 (pg/mL)
900 (pg/mL)
【心大血管疾患リハビリテーション料の概要】
1 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)(1単位)
イ 理学療法士による場合 205点
ロ 作業療法士による場合 205点
ハ 医師による場合
205点
ニ 看護師による場合
205点
ホ 集団療法による場合
205点
2 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅱ)(1単位)
イ 理学療法士による場合 125点
ロ 作業療法士による場合 125点
ハ 医師による場合
125点
ニ 看護師による場合
125点
ホ 集団療法による場合
125点
【対象患者(抜粋)】
○ 慢性心不全、末梢動脈閉塞性疾患その他の慢性の心大血管の疾患により、
一定程度以上の呼吸循環機能の低下及び日常生活能力の低下を来している
患者とは、以下のいずれかに該当するものをいう。
(イ)慢性心不全であって、左室駆出率40%以下、最高酸素摂取量が基準
値80%以下、脳性Na利尿ペプチド(BNP)が80pg/mL以上の状
態のもの又は脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT
-proBNP)が400pg/mL以上の状態のもの
(ロ)末梢動脈閉塞性疾患であって、間欠性跛行を呈する状態のもの
(ハ)肺高血圧症のうち肺動脈性肺高血圧症又は慢性血栓塞栓性肺高血圧
症であって、WHO肺高血圧症機能分類がⅠ~Ⅲ度の状態のもの
35
○ 心不全の可能性が高い基準について、 心不全診療ガイドラインにおいて、心不全の可能性が高
いと判断するNT-proBNP値が 400 pg/mL 以上から 300 pg/mL 以上に変更された。
○ NT-proBNP 400 pg/mL以上を基準とする、現行の心大血管疾患リハビリテーション料における慢
性心不全の対象患者の基準とずれが生じている。
【心不全診療ガイドラインにおけるBNP/NT-proBNPを用いた心不全診療のカットオフ値】
出典:「2025年改訂版
心不全の可能性は極めて低い
心不全診療ガイドライン」より医療課作成
心不全の可能性は低いが、可能ならば経過観察
前心不全(心臓機能障害があるが心不全症状/徴候がない)、または心不全の可能性がある
心不全
前心不全~心不全
BNP
NTproBNP
0
0
(2013年)40
18.4
→35
55
125
(心不全の可能性が高い)
100
(2013年)400
→300
高リスク心不全
(近い将来に心不全悪化による入院などの必要性が
生じる高リスク心不全である可能性が高い)
200 (pg/mL)
900 (pg/mL)
【心大血管疾患リハビリテーション料の概要】
1 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)(1単位)
イ 理学療法士による場合 205点
ロ 作業療法士による場合 205点
ハ 医師による場合
205点
ニ 看護師による場合
205点
ホ 集団療法による場合
205点
2 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅱ)(1単位)
イ 理学療法士による場合 125点
ロ 作業療法士による場合 125点
ハ 医師による場合
125点
ニ 看護師による場合
125点
ホ 集団療法による場合
125点
【対象患者(抜粋)】
○ 慢性心不全、末梢動脈閉塞性疾患その他の慢性の心大血管の疾患により、
一定程度以上の呼吸循環機能の低下及び日常生活能力の低下を来している
患者とは、以下のいずれかに該当するものをいう。
(イ)慢性心不全であって、左室駆出率40%以下、最高酸素摂取量が基準
値80%以下、脳性Na利尿ペプチド(BNP)が80pg/mL以上の状
態のもの又は脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT
-proBNP)が400pg/mL以上の状態のもの
(ロ)末梢動脈閉塞性疾患であって、間欠性跛行を呈する状態のもの
(ハ)肺高血圧症のうち肺動脈性肺高血圧症又は慢性血栓塞栓性肺高血圧
症であって、WHO肺高血圧症機能分類がⅠ~Ⅲ度の状態のもの
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