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総-3個別事項について(その14)技術的事項 (31 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66697.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第633回 12/5)《厚生労働省》 |
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心不全診療の診療実態
○
症候性心不全の薬物治療、特にHFrEF患者に対するガイドラインに基づく標準治療は、予後改善が示されている4種類
の薬剤(ACE阻害薬/ARB/ARNI、β遮断薬、MRA、SGLT2阻害薬)を早期に導入し、忍容性がある限り目標量まで増量す
ることされているが、関係学会の調査によると、当該薬剤の処方率は医療機関間でばらつきがみられる。
〇
心臓リハビリテーションについても、心不全増悪や再入院の防止には、心不全増悪による入院中より心臓リハビリテー
ションを開始し、退院後も継続することが重要とされているが、入院中の施行割合にはばらつきがみられる。
医療機関別の心不全患者に対する入・退院時の処方割合
ACE阻害薬/ARB/ARNI
MRA
Β遮断薬
医療機関別の心不全患者に対する
入院中の心臓リハビリテーション施行割合
SGLT2阻害薬
(注)個別の患者ごとに適応を判断するため100%でなければならないものではなく、また、医療機関ごとに入院患者の属性が異なる可能性がある点には留意が必要。
出典:「DPCデータを用いた心疾患における医療の質に関する事業」報告書(2023年度JROAD_DPC)
31
○
症候性心不全の薬物治療、特にHFrEF患者に対するガイドラインに基づく標準治療は、予後改善が示されている4種類
の薬剤(ACE阻害薬/ARB/ARNI、β遮断薬、MRA、SGLT2阻害薬)を早期に導入し、忍容性がある限り目標量まで増量す
ることされているが、関係学会の調査によると、当該薬剤の処方率は医療機関間でばらつきがみられる。
〇
心臓リハビリテーションについても、心不全増悪や再入院の防止には、心不全増悪による入院中より心臓リハビリテー
ションを開始し、退院後も継続することが重要とされているが、入院中の施行割合にはばらつきがみられる。
医療機関別の心不全患者に対する入・退院時の処方割合
ACE阻害薬/ARB/ARNI
MRA
Β遮断薬
医療機関別の心不全患者に対する
入院中の心臓リハビリテーション施行割合
SGLT2阻害薬
(注)個別の患者ごとに適応を判断するため100%でなければならないものではなく、また、医療機関ごとに入院患者の属性が異なる可能性がある点には留意が必要。
出典:「DPCデータを用いた心疾患における医療の質に関する事業」報告書(2023年度JROAD_DPC)
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