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総-3個別事項について(その14)技術的事項 (37 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66697.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第633回 12/5)《厚生労働省》 |
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治療の一環として用いられるワクチン
【背景】
⚫
発作性夜間ヘモグロビン尿症等の治療に用いられる医薬品(ペグセタコプラン(補体B因子阻害剤)及
びイプタコパン塩酸塩水和物(補体C3阻害剤))については、その薬理作用から莢膜形成細菌による感
染症を発症しやすくなるおそれがあるため、原則として、治療の一環として、その投与前に、髄膜炎菌、
肺炎球菌及びインフルエンザ菌b型(Hib)に対するワクチンの事前接種が必要とされている。(警告)
⚫
現在、Hibに対する単味のワクチンとして薬価収載されているアクトヒブが事前接種に用いられている
が、製造販売業者は、アクトヒブの供給を全世界的に停止することを決定しているため、ペグセタコプ
ラン等への治療アクセスを引き続き確保する必要がある。
⚫
アクトヒブ以外に、Hibを含むワクチンとして、5種混合ワクチン(百日咳・ジフテリア・破傷風・ポ
リオ・Hib)が薬事承認されているが、予防接種を目的としていることから、薬価収載されていない。
このため、アクトヒブの代わりに、薬価収載されていない5種混合ワクチンを事前接種した後、薬価収
載されているペグセタコプラン等を投与した場合、混合診療となるおそれがある。
⚫
5種混合ワクチンのような感染症予防ワクチンは、保険診療において使用される数量が少なく、ほとん
どが保険診療外の予防接種に用いられるものであるため、保険診療において使用されることを前提とし
て適正な薬価を算定することには限界がある場合がある。
(参考)効能又は効果としてHibの予防を含む薬事承認済みのワクチン一覧
単味ワクチン
5種混合ワクチン
販売名
効能又は効果
アクトヒブ
Hibによる感染症の予防
クイントバック水性懸濁注射
用
百日せき、ジフテリア、破傷風、急性灰白髄炎及びHibによる感染症の予
防
ゴービック水性懸濁注シリン
ジ
百日せき、ジフテリア、破傷風、急性灰白髄炎及びHibによる感染症の予
防
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【背景】
⚫
発作性夜間ヘモグロビン尿症等の治療に用いられる医薬品(ペグセタコプラン(補体B因子阻害剤)及
びイプタコパン塩酸塩水和物(補体C3阻害剤))については、その薬理作用から莢膜形成細菌による感
染症を発症しやすくなるおそれがあるため、原則として、治療の一環として、その投与前に、髄膜炎菌、
肺炎球菌及びインフルエンザ菌b型(Hib)に対するワクチンの事前接種が必要とされている。(警告)
⚫
現在、Hibに対する単味のワクチンとして薬価収載されているアクトヒブが事前接種に用いられている
が、製造販売業者は、アクトヒブの供給を全世界的に停止することを決定しているため、ペグセタコプ
ラン等への治療アクセスを引き続き確保する必要がある。
⚫
アクトヒブ以外に、Hibを含むワクチンとして、5種混合ワクチン(百日咳・ジフテリア・破傷風・ポ
リオ・Hib)が薬事承認されているが、予防接種を目的としていることから、薬価収載されていない。
このため、アクトヒブの代わりに、薬価収載されていない5種混合ワクチンを事前接種した後、薬価収
載されているペグセタコプラン等を投与した場合、混合診療となるおそれがある。
⚫
5種混合ワクチンのような感染症予防ワクチンは、保険診療において使用される数量が少なく、ほとん
どが保険診療外の予防接種に用いられるものであるため、保険診療において使用されることを前提とし
て適正な薬価を算定することには限界がある場合がある。
(参考)効能又は効果としてHibの予防を含む薬事承認済みのワクチン一覧
単味ワクチン
5種混合ワクチン
販売名
効能又は効果
アクトヒブ
Hibによる感染症の予防
クイントバック水性懸濁注射
用
百日せき、ジフテリア、破傷風、急性灰白髄炎及びHibによる感染症の予
防
ゴービック水性懸濁注シリン
ジ
百日せき、ジフテリア、破傷風、急性灰白髄炎及びHibによる感染症の予
防
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