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薬-1令和8年度薬価改定について➄ (57 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66037.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第241回 11/19)《厚生労働省》
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医薬品の販売包装単位等について
特に高額医薬品について、調剤の都度、薬局において残薬や廃棄薬が生じないよう、最小包装単位での販売と
することについて、日本薬剤師会から、製薬団体宛て要望が提出されている。
医薬品の販売包装単位等について(要望)(抄)
(令和7年4月18日

日薬発第24号

日本薬剤師会

会長

岩月進)

(略)
近年、医療の高度化や⾰新的な新薬の開発により、高額医薬品が増加し、薬局
においても取扱うことが増えています。しかしながら医薬品の販売包装単位が薬
事承認された用法・用量や実際の処方形態と合致していないため、必然的に残薬
が発生し、廃棄されるケースがあります。医薬品の廃棄は薬局の負担となります
が、特に高額医薬品の廃棄は、薬局経営への影響が非常に大きく過度な負担をも
たらしています。
これまで、薬局における医薬品の管理や廃棄に係る費用負担は、薬価差等で対
応していましたが、近年は薬価差の縮小や高額医薬品の増加により、費用負担が
増加しています。特に中小規模の法人・薬局においては、その影響が深刻であり、
経営の継続性を脅かす要因となっています。
(略)
つきましては、こうした状況を踏まえ、国民が必要とする医薬品へのアクセス
を確保し、貴重な医療資源である医薬品を効率的に使用していく観点から、下記
のとおり要望させていただきます。
(略)
2.特に高額医薬品(1錠薬価または1日薬価が高額の医薬品)については、調
剤の都度、薬局において残薬や廃棄薬が生じないよう、最小包装単位での販売
としていただきたいこと。
(略)

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