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資料1 医療事故調査制度に関するこれまでの議論の整理を踏まえた今後の進め方等について (47 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64063.html
出典情報 医療事故調査制度等の医療安全に係る検討会(第4回 10/1)《厚生労働省》
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2.院内調査の質向上(センター調査の透明性向上)

現状と課題

○ センター調査手法が、院内調査を実施する際の参考になるとの指摘もあるが、センター調査報告書
は遺族及び当該事故が発生した医療機関にのみ交付されているため、それ以外の医療機関等に対し
ては調査の具体的な手順等が明らかにされていない。

○ 産科医療補償制度における原因分析報告書は分娩に特化した内容であり様式化されているが、セン
ター調査報告書は事実関係の詳細な調査結果を含んだものであり、かつ幅広い診療領域を対象とす
ることから、個人の特定に繋がらない単純な様式化を進めることが可能か慎重な検討が必要。

議論の方向性について

○ センターにおいて一定の整理を行った上で、第3者を含めて議論を行い、将来的にセンター調査に
関するマニュアルの提示を目指すことについて、どのように考えるか。
○ 上記の議論を経た上で、将来的にセンター調査マニュアルを踏まえた参考例として、一般化した形
での架空事例報告書の提示を目指すことについて、どのように考えるか。

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