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資料2-3 「がん医療」分野の中間評価(案)について (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64289.html |
出典情報 | がん対策推進協議会(第92回 10/6)《厚生労働省》 |
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【分野別施策と個別目標】
2. 患者本位で持続可能ながん医療の提供
(1)がん医療提供体制等
⑤がんのリハビリテーションについて
<進捗状況の評価>
○アウトカム指標をみると、分野別アウトカム指標はA判定が1指標、中間アウトカム指標はA判定が1指標であり、コア指標(2指標)に
ついてはいずれもA判定であった。
○コア指標のうち、中間アウトカム指標として設定されている「拠点病院等(QI研究参加施設)に通院・入院中のがん患者でリハビリテー
ションを受けた患者の割合(42.4%→43.5%)」が増加しており、がんリハビリテーションの適切な提供を加速している。
○個別施策(2施策)については、取組が進んでおり、アウトプット指標についてはA判定が2指標、C判定が1指標であった。
○コア指標として設定されている「がんリハビリテーション研修プログラムを修了している医療従事者の人数」が令和4年度では5,073人で
あったが、令和6年度では4,849人と減少しており、引き続き、関係団体と連携し、がんのリハビリテーション研修の実施を加速する必要がある。
研修内容の見直しについては、令和5~7年厚生労働科学研究「がんのリハビリテーション、およびリンパ浮腫診療の一層の推進に資する研
究」において、「がんのリハビリテーション診療ガイドライン」の改訂を行っている。
○また、令和5~7年厚生労働科学研究「がんのリハビリテーション、およびリンパ浮腫診療の一層の推進に資する研究」において、がん診
療連携拠点病院等の医療機関や外来、在宅医療機関においてもリハビリが実施できる体制を構築するために、がんリハを適切に提供するための
アルゴリズムに基づいた判断支援ツールを作成し、有効性を検証しており、リハビリテーションに携わる専門的な知識及び技能を有する医師・
療法士等が配置されているがん診療連携拠点病院の割合も増加している。引き続き、厚労科研で作成したがんのリハビリテーションの提供のた
めの判断支援ツールを普及していく。
<がん対策推進協議会として関係学会・団体等と連携してさらに推進が必要と考える事項>
○がんリハビリの人的資源が充実していることは評価できるが、一方でがんリハビリを受けた患者の割合が42%であることが妥当かどうか、
臨床的に検証する必要がある。必要な患者が確実にリハビリを受けられる仕組みの整備や、患者自身がリハビリの重要性を理解しやすい説明・
相談体制の確保が求められる。
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2. 患者本位で持続可能ながん医療の提供
(1)がん医療提供体制等
⑤がんのリハビリテーションについて
<進捗状況の評価>
○アウトカム指標をみると、分野別アウトカム指標はA判定が1指標、中間アウトカム指標はA判定が1指標であり、コア指標(2指標)に
ついてはいずれもA判定であった。
○コア指標のうち、中間アウトカム指標として設定されている「拠点病院等(QI研究参加施設)に通院・入院中のがん患者でリハビリテー
ションを受けた患者の割合(42.4%→43.5%)」が増加しており、がんリハビリテーションの適切な提供を加速している。
○個別施策(2施策)については、取組が進んでおり、アウトプット指標についてはA判定が2指標、C判定が1指標であった。
○コア指標として設定されている「がんリハビリテーション研修プログラムを修了している医療従事者の人数」が令和4年度では5,073人で
あったが、令和6年度では4,849人と減少しており、引き続き、関係団体と連携し、がんのリハビリテーション研修の実施を加速する必要がある。
研修内容の見直しについては、令和5~7年厚生労働科学研究「がんのリハビリテーション、およびリンパ浮腫診療の一層の推進に資する研
究」において、「がんのリハビリテーション診療ガイドライン」の改訂を行っている。
○また、令和5~7年厚生労働科学研究「がんのリハビリテーション、およびリンパ浮腫診療の一層の推進に資する研究」において、がん診
療連携拠点病院等の医療機関や外来、在宅医療機関においてもリハビリが実施できる体制を構築するために、がんリハを適切に提供するための
アルゴリズムに基づいた判断支援ツールを作成し、有効性を検証しており、リハビリテーションに携わる専門的な知識及び技能を有する医師・
療法士等が配置されているがん診療連携拠点病院の割合も増加している。引き続き、厚労科研で作成したがんのリハビリテーションの提供のた
めの判断支援ツールを普及していく。
<がん対策推進協議会として関係学会・団体等と連携してさらに推進が必要と考える事項>
○がんリハビリの人的資源が充実していることは評価できるが、一方でがんリハビリを受けた患者の割合が42%であることが妥当かどうか、
臨床的に検証する必要がある。必要な患者が確実にリハビリを受けられる仕組みの整備や、患者自身がリハビリの重要性を理解しやすい説明・
相談体制の確保が求められる。
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