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資料1 医療機関における医療安全管理体制に関するこれまでの議論の整理を踏まえた今後の進め方等について (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62755.html
出典情報 医療事故調査制度等の医療安全に係る検討会(第3回 9/3)《厚生労働省》
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4.改善策への取組の強化
こ れ ま で の 検 討 会 で 寄せられた主 な ご 意 見 ( 再 掲 )

○ 医療機関では、医療安全文化を醸成し、回避可能な重大事案を減少させるという明確な
目標のもと、一貫性のある分析・調査を行った上で、システムの改善や職員の行動変容
に繋げるための中長期的、かつ粘り強い取り組みの実施が求められる。
○ 重要なインシデント、アクシデントを定義し、院内での報告、学習体制を整備すること
が必要である。その際に、専従医療安全管理者の配置だけでなく、あらゆる職種全体で、
医療安全担当者を各部門に配置し、医療安全の意識向上に努めることが中小病院にあっ
ても重要である。
○ 小規模医療機関においても、医療安全への基本的な考え方は同じであり、規模に関係な
く、学習から改善につなげるといったサイクルは求められる。
○ 各部署にリスクマネージャーを配置し、各部署での教育の役割も負っている例がある。
○ 院内活動では特に確立した医療安全対策の実装に向けた教育に力を注ぐため、全部署に
セーフティマネージャーを配置し、全職種に一人以上を配置している例がある。
論点

○ 医療安全管理者の配置および、各部門または各部署の医療安全に関する担当者の役割の
明確化による、医療安全対策を現場で実践するための体制構築について

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