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資料1 医療機関における医療安全管理体制に関するこれまでの議論の整理を踏まえた今後の進め方等について (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62755.html |
出典情報 | 医療事故調査制度等の医療安全に係る検討会(第3回 9/3)《厚生労働省》 |
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2.報告分析、改善策立案の質向上
現状と課題
○ 医療機関内で重大な事案が発生した場合、医療安全管理委員会が原因分析、改善策立案等を行うこ
とが医療法で求められている。
○ 医療安全管理者は医療安全管理委員会が行うインシデント等の分析、改善策の立案にあたり、中心
的な役割を担う者である。厚生労働省は「医療安全管理者の業務指針や養成のための研修プログラ
ム作成指針」を策定し、全国へ周知している。一方で、医療安全管理者の医療法上の位置づけは明
示されていない。
○ 医療機能情報提供制度によると、全国の94.6%の病院は医療安全管理者を配置している。また、医療
安全に関する適切な研修を受講した医療安全管理者を配置する病院は少なくとも約半数ある。
○ 医療安全管理者には継続的な学習機会の確保が必要であることが指摘されており、研修開催団体に
よっては継続認定の仕組みを作っている場合もあるが、自主的な取組に留まっている。
議論の方向性について
○ 医療安全活動の中心的な役割を担う医療安全管理者を法令上位置づけ、病院への配置を求めること
について、どのように考えるか。
○ 医療安全管理者が医療安全に関する適切な研修を受講するよう促すことについて、どのように考え
るか。
○ 研究班による検討を踏まえて、将来的に医療安全管理者の継続研修の受講を求めていくことを検討
することについて、どのように考えるか。
23
現状と課題
○ 医療機関内で重大な事案が発生した場合、医療安全管理委員会が原因分析、改善策立案等を行うこ
とが医療法で求められている。
○ 医療安全管理者は医療安全管理委員会が行うインシデント等の分析、改善策の立案にあたり、中心
的な役割を担う者である。厚生労働省は「医療安全管理者の業務指針や養成のための研修プログラ
ム作成指針」を策定し、全国へ周知している。一方で、医療安全管理者の医療法上の位置づけは明
示されていない。
○ 医療機能情報提供制度によると、全国の94.6%の病院は医療安全管理者を配置している。また、医療
安全に関する適切な研修を受講した医療安全管理者を配置する病院は少なくとも約半数ある。
○ 医療安全管理者には継続的な学習機会の確保が必要であることが指摘されており、研修開催団体に
よっては継続認定の仕組みを作っている場合もあるが、自主的な取組に留まっている。
議論の方向性について
○ 医療安全活動の中心的な役割を担う医療安全管理者を法令上位置づけ、病院への配置を求めること
について、どのように考えるか。
○ 医療安全管理者が医療安全に関する適切な研修を受講するよう促すことについて、どのように考え
るか。
○ 研究班による検討を踏まえて、将来的に医療安全管理者の継続研修の受講を求めていくことを検討
することについて、どのように考えるか。
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