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資料1 医療機関における医療安全管理体制に関するこれまでの議論の整理を踏まえた今後の進め方等について (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62755.html
出典情報 医療事故調査制度等の医療安全に係る検討会(第3回 9/3)《厚生労働省》
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3.重大事象への対応を含む管理者によるガバナンス強化
国際的な動向

○ WHOは世界患者安全行動計画において、「患者安全を重視する強固な文化を発展させて維持してい
くには、強力なリーダーシップが発揮される必要がある」、「患者を日々害から保護する信頼性の
高い医療システムと医療機関を構築するにあたり、患者安全に関するリーダーシップ開発が重要と
している。」と言及している。
WHOが世界患者安全行動計画2021-2030で示す7つの戦略目標

1 医療における回避可能な害を排除する方針
病院の方針、標準化、認証評価

2 高信頼性組織

透明性、ガバナンス、リーダーシップ、人間工学

3 臨床プロセスの安全

侵襲的手技、薬剤、輸血、感染制御、ケアの継ぎ目

4 患者家族参画

患者参加型医療、患者経験から学ぶ、患者教育

5 医療従事者の教育、スキル、安全

専門職教育、安全能力評価、安全な現場環境

6 情報、研究、リスクマネジメント

報告と学習システム、サーベイランス、安全研究

7 パートナーシップ

患者安全ネットワーク、学会、国内外の組織

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