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資料2-1 令和6年度業務実績評価説明資料 (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》
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評価項目1-3

教育研修事業

自己評価

1 地域医療に貢献する研修事業の実施

2 質の高い医療従事者の育成・確保

○地域の医療従事者、患者や地域住民を対象とした研修会等

○良質な医師を育てる研修等の実施 (P113)

A

(P134)
臨床研修医・専攻医などの専門医を目指す若手医師を主な対象とする、
NHOのネットワークを活用した各領域の専門性に秀でた指導医が講師を務め、
地域の医療従事者や住民のニーズを踏まえたうえで研修会等を開催した。
令和6年度の開催件数は2,231件(達成度122.1%)となり、これにより地 講義と技術習得を組み合わせたセミナー形式の実地研修である「良質な医師を
育てる研修」等を、eラーニングによる事前学習と組み合わせるなどブラッ
域の医療従事者、患者や地域住民への医療情報発信に貢献した。
シュアップを図りつつ、総合内科・呼吸器内科・消化器内科等の各種診療分
野において、引き続き開催している。
○効率的な研修の実施について(P134)
また、セーフティネット分野(重症心身障害、筋ジストロフィーなど)で
医療従事者等の職員を対象とする研修の実施について、コロナ禍を契機 は当該分野に従事していない医師も対象にした研修を行い、当該分野の医療
として導入した「eラーニングシステム」や「テレビ会議システム」を活用 に携わる医師の育成や確保に努めている。研修内容としては、実際の医療機
しつつ、集合形態の研修と併用するなどして、職員のワークライフバラン 器を使用するハンズオンセミナーや、自院以外での取組を知るための参加者
スにも配慮した研修受講体制を整えており、令和6年度はeラーニングシス 間でのディスカッション、臨床上の課題である意思決定・臨床倫理について
テムを75件、テレビ会議システムを171件の研修で活用した。
のグループワークなどを実施し、参加者のスキルアップを図っている。

○チーム医療研修「強度行動障害医療研修」の実施(P134)

強度行動障害医療に対し、多職種チーム医療を更に推進していくため、先
駆的な医療の導入や療育、医療安全、制度上の課題に対して解決策を検討し、 ○臨床研修医の積極的な受入(P115)
国に指定された基幹型臨床研修病院及び協力型臨床研修病院において、臨
多職種専門医療としての底上げを目的とした研修を実施し68名が参加した。
床研修医の育成を行っている。

○チーム医療研修 「医療観察法MDT(※)研修」の実施(P131)

医療観察法病棟としてあるべき「治療とは」、そして最終目標である「社
会復帰とは」という重要なテーマに対し、多職種によるディスカッションを
通じて、精神科医療の底上げを図ることを目的とした研修を、令和6年度に
ついては、テレビ会議システムを活用して実施し、33病院(NHO病院12病
院、NHO外病院21病院)から136名が参加した。

【NHO病院の令和6年度の指定状況】(前年度と変わらず)
基幹型:54病院、協力型:126病院(一部基幹型臨床研修施設を含む)
【NHO病院の医師臨床研修マッチング結果(令和6年度分)】
マッチ率92.6%、マッチ数450名となり、全国の臨床研修病院のマッチ
率を上回っている。(全国ではマッチ率91.8%、マッチ数9,062名)

(※)MDT:MultiDisciplinary Team

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