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資料2-1 令和6年度業務実績評価説明資料 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》
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評価項目No.1-1-2
自己評価 A


診療事業(地域医療への貢献)

(過去の主務大臣評価 R5年度:A、第4期中期目標期間:A)

重要度 高
困難度 高

中期目標の内容

①医療計画等で求められる機能の発揮
・2040年を見据えた地域包括ケアシステム及び各都道府県の地域医療構想の実現のため、地域の医療需要の変化への対応に自主的に取り組
み、必要な施設整備を行うなどにより機能の維持に努め、地域に求められる医長に貢献すること。あわせて、個々の病院の機能、地域医
療需要、経営状況、医療人材の確保状況等を総合的に勘案した上で、再編成等の検討を含め地域ニーズを踏まえた病床規模や機能の見直
しを進める。
●紹介率を、毎年度、前中期目標期間中の最も高い水準であった年度の実績以上とする。
●逆紹介率を、毎年度、前中期目標期間中の最も高い水準であった年度の実績以上とする。
②在宅医療との連携など地域包括ケアシステムへの貢献
・地域の医療機関との連携を更に進めるとともに、介護施設や福祉施設も含めた入退院時における連携及び退院後の在宅医療支援を含めた
支援の強化を図る。
●機構の病院が運営する訪問看護ステーションをはじめとする訪問看護の延べ利用者数を、毎年度、全中期目標期間中の最も高い水準で
あった年度の実績以上とする。
●入退院支援実施件数を、毎年度、前年度より増加させる。
●セーフティネット分野の医療を提供する病院における短期入所(短期入院を含む。)の延べ利用者数を、毎年度、前年度より増加させる。
【重要度「高」の理由】
・急速に少子高齢化が進む中、我が国では、2040年頃に65歳以上人口がピークに達するとともに、2025年から2040年にかけて、生産年齢人口(15歳~
64歳)が急減することが見込まれている。こうした中で、国として、2040年を見据えた地域包括ケアシステム及び都道府県の地域医療構想の拡充を推進
しており、NHOの個々の病院が、地域医療需要に対応することや、在宅医療支援を含め他の医療機関等と連携を進めることは重要度が高い。
【困難度「高」の理由】
・NHOの各病院が、地域医療により一層貢献するためには、地域の実情(人口や高齢化の推移、医療圏における医療機関ごとの機能分担、医師の偏在、患
者のニーズ等)に応じて、それぞれの地域で異なった連携デザインを構築していく必要があり、その上で、地域における将来の医療提供体制を検討しな
がら医療を提供していくこと、また、特に、紹介率・逆紹介率といった指標は既に高い水準にある中で、これを維持・向上させていくことは困難度が高
い。

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