評価項目1-1-2

診療事業（地域医療への貢献） 重 難

1 医療計画等で求められる機能の発揮

○5疾病6事業への取組等（P39）

都道府県医療計画において、５疾病６事業及び在宅医療の実施医療機関とし
て位置付けられており、各病院では、地域で必要とされる役割を果たしている。
・【救急車受入数】229,896件（対前年度比366件増、100.2％）
・【手術件数】206,364件（対前年度比2,663件増、101.3％）
・【在宅療養後方支援病院（※1）】
令和６年度においては39病院が指定された。

（※1） 在宅を担当する医療機関と連携し、連携医療機関の求めに応じた24時間診療が
可能な体制を確保するとともに、緊急入院の必要がある場合に受け入れる病院

・【地域医療支援病院（※2）】
令和６年度においては61病院が指定された。

（※2） 患者に身近な地域で医療が提供されることが望ましいという観点から、紹介患
者に対する医療提供、医療機器等の共同利用の実施等を行い、かかりつけ医等
への支援を通じて地域医療の確保を図る病院

自己評価

A

都道府県医療計画における5疾病6事業の記載状況（令和６年度末）
【がん】
医療計画記載

77病院

がん診療拠点病院 35病院

医療計画記載

114病院

救命救急センター 21病院
【災害医療】

【心筋梗塞】
医療計画記載

【周産期医療】

【救急医療】

52病院

70病院

医療計画記載

69病院

災害拠点病院

38病院

【糖尿病】
医療計画記載

【精神疾患】
医療計画記載

60病院

48病院

総合周産期

5病院

地域周産期

19病院

【小児医療】

【脳卒中】
医療計画記載

医療計画記載

48病院

認知症疾患医療センター
16病院

医療計画記載

78病院

【へき地医療】
医療計画記載

11病院

へき地拠点病院

8病院

【新興感染症】

・【地域医療構想調整会議等】令和６年度においては127病院が参加する等、
医療計画記載
140病院
都道府県が策定した地域医療構想を基に、構想区域毎に医療機能の役割分
担等具体的な議論が進められている中で、地域関係者との対話を積極的に ○地域医療連携推進法人への参画（P42）
実施した。
・地域の医療機関との連携強化や地域医療構想の実現を目的として、令和
７年２月に東近江総合医療センターがNHOで初めて地域医療連携推進
・【紹介受診重点医療機関】令和５年度からス
法人へ参画した。
タートした紹介受診重点医療機関制度（※3）
・静岡医療センターについても参画の手続きを行い、令和７年４月より参
において、かかりつけ医などからの紹介状を
画した。
持って受診いただくことに重点をおいた医療
【地域医療連携推進法人への参画先】
機関（紹介受診重点医療機関）として、令和
東近江総合医療センター：東近江メディカルケアネットワーク
６年度は79病院（対前年度+３病院）が指定
静岡医療センター：ふじのくに社会健康医療連合
された。
○認知症疾患医療センターへの指定状況（P43）
（※3） 厚生労働省の制度。これにより、患者がまずは
地域の「かかりつけ医機能を担う医療機関」を
受診し、必要に応じて紹介を受けて「手術・処
置や化学療法等を必要とする外来を行う医療機
関」を受診することで、外来待ち時間の短縮や
勤務医の外来負担軽減等の効果が見込まれる

・都道府県から認知症疾患医療センター（※）に指定されている病院は、
令和６年度末時点で、16病院となっている。

（※）認知症の速やかな鑑別診断や、行動・心理症状（BPSD）と身体合併症
に対する急性期医療、専門医療相談、関係機関との連携、研修会の開催
等の役割を担う機関

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