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資料2-1 令和6年度業務実績評価説明資料 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60083.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第13回 7/31)《厚生労働省》
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評価項目No.1-2
自己評価 A


臨床研究事業

(過去の主務大臣評価 R5年度:A、第4期中期目標期間:S)

中期目標の内容

重要度 高
困難度 高

①診療情報の収集・分析と情報発信機能の強化
・更なる標準化データの収集・分析や規模を拡大し、臨床疫学研究の推進等に貢献するよう取り組む。
・国の医療情報政策に基づき、外部のデータベースとの連携や外部機関へのデータ提供について積極的に貢献するよう取り組む。
②大規模臨床研究の推進
・EBM推進のための大規模臨床研究により一層取り組む。
●診療の改善につながる新規採択臨床研究課題数を、毎年度、前中期目標期間中の実績の平均以上とすること。
●英文原著論文掲載数について、令和10年まで令和5年の実績を維持させる。
③迅速で質の高い治験の推進
④先進医療技術の臨床導入の推進
・他の設置主体との連携により、ゲノム医療・再生医療に関する臨床研究や新規医薬品開発等の共同研究を充実させる。
⑤臨床研究や治験に従事する人材の育成
【重要度「高」の理由】
・効率的な臨床研究及び治験を実施するため、ICTを活用した各種データの標準化や、質の高い標準的な医療を広く提供するための医学的根拠を確立する
研究事業等は、国が推進する医療分野の研究開発に貢献するものであるため重要度が高い。
【困難度「高」の理由】
・NHOが行う臨床研究においては、大学や研究機関と異なり、診療に携わる医師が臨床研究を担っており、臨床研究を立案することは容易ではなく、診療
の改善につながる新規採択臨床研究課題数を、毎年度、前中期目標期間中の実績の平均以上とすることは困難度が高い。
・また、新型コロナへの対応において、NHOは診療に注力した一方で臨床研究活動が抑制されており、研究立案数が減少している。研究立案から結果が英
文原著論文となるまで5~7年程度必要であり、抑制された研究活動が論文数として現れるのは第5期中期目標期間中となる。以上のことから英文原著
論文掲載数について、令和10年まで令和5年の実績を維持させることは困難度が高い。

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