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提案書04(0599頁~0801頁)医療技術評価・再評価提案書 (170 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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研究結果

⑤ ④の根拠と
なる研究結果等

4
ガイドライン等での位置づけ

⑥普及性

一般社団法人 日本先天性心疾患インターベンション学会による後方視的調査。

ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
る。)

年間対象患者数(人)

100例

国内年間実施回数(回)

100-110回

下記の参考文献1,2のガイドラインでラシュキンド法と併記され
る。

※患者数及び実施回数の推定根拠等

一般社団法人 日本先天性心疾患インターベンション学会による後方視的調査による2019年の国内実施状況から

⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

ラシュキンド法との差別化など適応症例の選択が重要であり、血行動態が不安定な症例が対象なため慎重におこなう。
既に治療経験を有した医師が行う。

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)

先天性心疾患に対するカテーテル治療の経験豊富な小児循環器専門医と小児心臓外科医がおり、緊急手術に対応できる施
設。
二方向の血管造影装置など心臓カテーテル用の設備と心エコー装置がある、十分に整った検査室を有する。

人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)

経胸壁心エコー、経食道心エコー、先天性心疾患に対するカテーテル治療IVRなどに関して十分な経験を有する常勤の小児
循環器専門医が2名以上勤務、常勤の小児心臓外科医が2名以上勤務

その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)

日本小児循環器学会 先天性および小児期発症心疾患に対するカテーテル治療の適応ガイドライン
日本循環器学会 先天性心疾患,心臓大血管の構造的疾患(structural heart disease)に対するカテーテル治療のガイドラ
イン

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

一般社団法人 日本先天性心疾患インターベンション学会による後方視的調査による2019年の国内実施状況調査から、重篤
な合併症(後遺症もしくは、治療介入がなければ後遺症を残した)の頻度は、ラシュキンド法と同等の1%で死亡症例はなかっ
た。

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

問題なし



妥当と思われる診療報酬の区分
⑩希望する診療
報酬上の取扱い

点数(1点10円)

36,900点

その根拠

外科的心房中隔欠損作成術と同等の効果のため。

区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)

区分をリストから選択

番号

特になし

技術名

特になし

具体的な内容

特になし

減(-)

プラスマイナス

予想影響額

特になし

予想影響額(円)

42,650,000

その根拠

手術の際に必要となる人工心肺下全身麻酔の技術料24900点が、カテーテル時の麻酔技術料12400点に減額される。更に、人
工心肺技術料30150点が減額される。年間症例数100例として計算。

備考

当該手技において、多くを占める新生児等での手技料等の加算は加味していない。また、材料費も人工心肺関連(約50万円/
例)が減額され、入院期間やICU管理期間も短縮され減額となるが、これらは上記に含めていない。

⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
心房中隔拡張用バルーンカテーテル(弁拡張用もしくは血管拡張用)、血管造影用シースイントロデューサー、ガイドワイ
器又は体外診断薬
ヤー、造影剤
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

2)調べたが収載を確認できない

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

特になし

d. 届出はしていない

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

⑭その他

手術名:経皮的心房中隔欠損作成術 スタティック法
技術度:D
所要時間:3時間、医師数:3人、看護師数:2人、技師数:2人、年間症例数:100例
適応疾
患名:先天性心疾患(大血管転位,左心低形成症候群,右室低形成など)および後天性心疾患(肺高血圧など) 医療器具および
機器:薬事情報欄参照、手洗い人数:2人、薬剤:薬事情報欄参照

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

日本小児科学会、日本心臓血管外科学会

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