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提案書04(0599頁~0801頁)医療技術評価・再評価提案書 (163 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

254101

小児(乳幼児)在宅ハイフローセラピー指導管理料、装置加算

日本小児呼吸器学会
非侵襲的人工呼吸によるトラブル

【技術の概要】
• 在宅ハイフローセラピーを行っている小児(乳幼
児)患者に対して、在宅ハイフローセラピーに関
する指導管理を行った場合に指導管理料、装置加
算算定する。*乳幼児呼吸管理材料加算(2020
年保険収載):6歳未満で在宅ハイフローセラ
ピーを行っている乳幼児患者に対して加算する。

【対象疾患】
• 小児(乳幼児)在宅ハイフローセラピー指導管理
料の対象となる患者は、以下の基準に該当するも
のとする。
• 1.年齢が18歳未満の患者
• 2.動脈血酸素分圧が60mmHg以下又は経皮的動
脈血酸素飽和度が90%以下の呼吸不全の患者
3.病状が安定し、在宅での人工呼吸療法を行う
ことが適当と医師が 認めた患者
• 年間対象患者 約750名
【既存の治療法との比較】
• 酸素療法と比較してハイフローセラピーにおいて
気道内圧の上昇効果、呼吸仕事量を減らす効果が
認められている。また非侵襲的人工呼吸に比較し
て皮膚損傷などの有害事象を減少させるデータが
出ている。在宅においては皮膚トラブルだけでな
く、長期非侵襲人工呼吸施行で懸念される頭蓋骨
の変形などの合併症も減少させる効果が期待でき
る。

鼻の変形、接触性皮膚炎

上顎骨の陥没

【有効性および診療報酬上の取り扱い】
• 在宅移行の促進
NICU・小児科病棟で長期呼吸管理を行っている入院
患者の在宅移行促進が期待できる。
• 在宅呼吸管理継続率の向上
装着性の良さ、皮膚トラブルの減少などから、在宅
呼吸管理継続率の向上が期待できる。




2,500点/月(小児乳幼児在宅ハイフローセラピー
指導管理料)
5,500点/月(小児乳幼児在宅ハイフローセラピー
装置加算)
1,500点/月(乳幼児呼吸材料管理加算:2020年既
収載、6歳未満患者に限り加算)
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