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(別紙4)[1.9MB] (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00178.html
出典情報 先進医療会議(第155回 7/2)《厚生労働省》
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先進医療会議構成員からの指摘事項に対する回答

先進医療技術名: 歯科用 OCT 画像診断装置を用いた、シェーグレン症候群患者に対する、不顕性
齲蝕の検出率の向上、および管理療法
2026 年2月 24 日
所属 : 東京科学大学病院
氏名 : 島田 康史
※照会に伴い変更が生じた場合は、関係書類も併せて修正して下さい。
1.
前もってシェーグレン症候群のようなハイリスク症例において、OCT がう蝕の早期診断能において
優れている点を示してからでないと、この枠組みでの当該先進医療としての妥当性の評価がそもそも
できないと考えるか如何。

【回答】 ご指摘ありがとうございます。
ハイリスク患者にはエナメル質齲蝕が多発しますが、OCT がエナメル質齲蝕 ICDAS Code 1 から ICDAS
Code 3 の早期齲蝕の診断に有効であることは、過去に臨床研究を行い論文に示しています。
Tabata T, Nakagawa H, Kobayashi K, Takeuchi A, Fujimori R, Dohi K, Nakamura R, Iwabuchi H, Gondo T,
Tsuji Y, Chen X, Sato T, Inoue G, Shimada Y. Diagnosis of occlusal caries using optical coherence
tomography in a real clinical situation. Asian Pac J Dent. 2023; 23(1): 20-23.
また、エナメル質の脱灰については抜去歯を用い、ハイリスク患者に多発する、再石灰化が認められな
いエナメル質齲蝕と、口腔管理を行っている患者に生じる、エナメル質に再石灰化を伴うエナメル質齲蝕
について、OCT で識別できることを論文発表しています。
Shimada Y, Sato T, Inoue G, Nakagawa H, Tabata T, Zhou Y, Hiraishi N, Gondo T, Takano S, Ushijima K,
Iwabuchi H, Tsuji Y, Alireza S, Sumi Y, Tagami J. Evaluation of Incipient Enamel Caries at Smooth Tooth
Surfaces Using SS-OCT. Materials (Basel). 2022; 15(17): 5947.
これらの研究結果から、OCT はハイリスク患者に発症する早期齲蝕を適切に診断できることを理解して
います。

2.
本研究においては、2つの対照群を比較するにあたり、両群間での選択バイアスが存在すると思わ
れる。治療計画では、う蝕治療が完了したのち、3か月ごとにメンテナンスを行い、12 か月後に比較す
ることになっている。最初のX線検査はう蝕の診断に使用するものの、そこで初期う蝕の診断が出来
ず、経過観察時にOCTでそのう蝕を診断した場合には、う蝕がその3か月で発現したのか、それとも
診断出来ていなかったものを認識したのか、新しいう蝕なのか、本研究の枠組みでは判断できるの
か。
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