【参考報告書2】(2)令和6年度介護報酬改定におけるLIFEの見直し項目及びLIFEを活用した質の高い介護の更なる推進に資する調査研究事業(報告書案) (93 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72059.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第255回 3/30)《厚生労働省》 |
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(1) 調査結果サマリ
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アンケート回答内容を踏まえ、LIFE の継続的な利用によって創出されるアウトカムの具体的
な事例やフィードバック機能の活用実態、令和 6 年度の介護報酬改定の影響の把握を目的に
LIFE 関連加算算定事業所にヒアリング調査を実施した。
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LIFE の導入によって、アセスメント項目の統一化や管理の効率化、評価漏れの防止といった効
果がみられた一方で、フィードバック機能から得た情報を日々のケアに結びつけるまで至って
いないと回答した事業所が多かった。
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現状の層別化機能で得られるフィードバック情報に加え、日々のケアの内容や人員配置など踏
み込んだ情報が確認できた場合にはより有用であるとの意見があった。
(2) LIFE の具体的な利活用の事例
①
LIFE で収集している項目及び活用状況
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科学的介護推進体制加算と排せつ支援加算の算定に必要な項目のみ看護師・介護職員が記録し
た LIFE とは別の介護ソフトの情報を管理者が LIFE に転記している。LIFE システムによる
アセスメント情報の収集や活用には至らず、あくまで加算算定のために利用している(看護小
規模多機能型居宅介護)
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新たな利用者と契約した際は LIFE に入力する情報に従ってアセスメントを実施している。ADL
や服薬情報等を LIFE で収集しているが、医療機関と認知症患者の状態・服薬情報を連携し、治
療の見直しに関する議論に活用できている(認知症対応型通所介護)
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リハビリテーションマネジメント加算の算定のために、日々のケアの中で担当を決めて評価を
している。評価した情報は各委員会で取り上げるが、利用者ごとの状況が見えるようになり、
状態の改善につながるケースがあると介護職・看護職の意欲向上にもつながっている(訪問リ
ハビリテーション)
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要介護度、日常生活自立度、ADL、診断名等は介護ソフトでアセスメントした後に LIFE に連
携している。利用者の状態の経過確認や今後の居住に関する検討をする際に活用している(介
護老人保健施設)
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自施設はリハビリテーションに注力している施設であるため、Barthel Index の評価は毎月実
施している。収集した情報はサービス担当者会議で取り上げて議論を行うほか、利用者家族に
提示し、層別化機能を活用して年齢で見たときに利用者の位置づけを説明したうえでケアプラ
ンについて提示していくことに活用している(特定施設入居者生活介護)
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要介護度、ADL、身長、体重、認知機能の状況等は LIFE で収集しているが、経過を確認する、
加算を算定することが目的であり現状ケアへの反映はできていない。自事業所は運動特化型の
デイサービスであり、プログラム内容が法人で統一されていることも含めて、反映は難しい(通
所介護)
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特に口腔ケアに関する評価において、見落としがちな項目が LIFE の入力に添って確認する習慣
ができ、抜け漏れがなくなった(看護小規模多機能型居宅介護)
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今後介護保険事業は基本単価が下がったとしても、事業所としてきちんとしたケアを提供する
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