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資料1 人口減少・サービス需要の変化に応じたサービス提供体制の構築 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63050.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第124回 9/8)《厚生労働省》
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これまでの介護保険部会における主なご意見③
(論点②

地域の実情に応じたサービス提供体制の維持のための仕組み)(続き)

○ 配置基準の弾力化については、現場がなかなかそれについていけないということもあるので、もう一回基本に戻ることが大事
なのではないか。
○ 「弾力化」、「柔軟化」という文言が多く使われている点が気になる。質の確保に留意して検討する中で、これ以上の削減は
難しいというところがあると思うので、現場の声を反映した上で対応してほしい。
○ 配置基準の見直しはよいが、ただでさえ人が足りないところに基準を緩和すると、ますますサービスの質が低下したりスタッ
フの負担が大きくなることがあるので注意が必要である。
○ 適切な措置を講じないまま単に配置基準等の弾力化を進めると、介護職員の負担増加は避けることはできない。また、配置基
準の弾力化をした結果、労働負荷が増し、人材確保がさらに困難になるということが懸念されるため、慎重に対応を判断するべ
きだと考える。
○ 人員配置基準の弾力化は、ケアの質や職員の労働負担の観点からも慎重に検討する必要があるのではないか。
○ 安易な人員配置基準の緩和で、利用者や働いている人にしわ寄せが及ぶことがあってはならないし、保険料を支払ってもサー
ビスなしという事態を避けなければならない。市町村事業によるサービス提供についても同様であり、人口構造が変化する期間
に限定しつつ、公費投入を増やしていくことの検討余地があると考える。
○ ⾧崎県のデータを分析すると、同じ離島でも人口規模によって状況が大きく異なることを示している。福江島、江島、平島の
事例分析から、基準該当サービス及び離島等相当サービスがもたらしている影響や、その中で様々な島独自の創意工夫がされて
いること、あるいは直面している現在の課題など、将来の課題を可視化させているという点が大変すばらしい。こういった取組
を、まずは全ての都道府県で行えるような支援を国としても考えていく必要がある。

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