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【報告(7)資料7】令和6年災害検証報告書 (40 ページ)

公開元URL https://www.nga.gr.jp/conference/r07/post_5.html
出典情報 全国知事会議(7/23、7/24)《全国知事会》
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岐阜県

令和6年台風第 10 号
課題:被災者生活再建支援、家屋の対応
被害の状況

○気象概況
台風第 10 号等の影響で、8 月 29 日から 9 月 2 日に岐阜・西濃で大雨となり、
大垣市上石津で 361 ミリ、揖斐川町で 329 ミリ、関ケ原町で 328 ミリの降水量を
観測。平年 8 月の月降水量の約 1.6 倍であった。杭瀬川が氾濫し、大垣市に警戒
レベル 5 の緊急安全確保が発令。
○被害
・人的被害 なし
・物的被害 半壊
床上浸水
床下浸水

8棟(大垣市)、一部破損
5棟(大垣市)
6棟(大垣市)
148棟(大垣市120、養老町17、池田町11)

都道府県で講じた(講じてきた)対応
○災害救助法の適用 大垣市、揖斐郡池田町(4号適用)
○岐阜県被災者生活・住宅再建支援制度の適用 大垣市
検証結果(効果的な取組と課題)
○被災世帯数が被災者生活再建支援法の適用基準(全壊 10 世帯以上 等)に満たず、
県独自制度(岐阜県被災者生活・住宅再建支援制度)により床上浸水被害に対す
る支援を実施
○浸水時の対応に関する情報発信が不足していたため、片付けや掃除の際の注意
点、手順をまとめたチラシを後日HPに掲載し、生活再建情報とともに発信
〇命最優先で早めの避難につながるよう、風水害時のタイムラインを見直し、修正
○浸水しやすい土地の農地利用や先人たちが築き上げた輪中堤が被害の軽減に繋
がったため、あらゆる関係者が「流域治水」の取組を継続・拡充することを確認
各都道府県で共有すべき教訓や国等への要望事項
○被災者生活再建支援制度の適用基準の緩和や、支給対象の拡大を要望
○災害の種類ごとに、被災者が求める情報を発信すること、併せて県が備蓄してお
り活用可能な資機材について、求めに応じ速やかに提供できる体制が必要
関係資料・データ
岐阜県公式ウェブサイト
「自宅が浸水した場合の参考情報」 https://www.pref.gifu.lg.jp/page/396687.html
被害概要 https://www.pref.gifu.lg.jp/page/385570.html

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