会議資料 (268 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58149.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第32回 5/23)《厚生労働省》 |
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また、緊急避妊薬のように、早急に手にしなければならない薬ではありません。あらかじめ準備しておける薬でもあります。OTC 化を急
ぐべき薬は、ED 治療薬ではなく、緊急避妊薬だと思います。
意見
タダラフィルのスイッチ OTC 化は実施されるべきであると考えており、それに併せて、性や恋愛や結婚の多様なあり方への理解を向上さ
せるための教育その他の支援、更に、避妊薬に用いられるレボノルゲストレルの迅速な OTC 化や中絶薬に用いられるミフェプリストンと
ミソプロストールの価格の引き下げが必要であると考えております。
意見の理由、根拠等
勃起不全の治療は快適な性生活を送る上で少なくない人々の役に立つものであり、快適な性生活を送る上での選択肢が拡がることは望ま
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しいことであると考えております。
更に、勃起不全その他男性不妊への偏見を解消し、異性間の性行為における問題である勃起不全の治療に留まらず、性や恋愛や結婚に関
する多様な価値観を持つ人々が快適な性生活を送る為に、性や恋愛や結婚の多様なあり方への理解を向上させるための教育その他の支援
が必要であると考えております。
また、快適な性生活を送る上では、望まない妊娠のリスクを減少させることは特に重要であり、その中でも、緊急避妊薬に用いられ、現
在調査研究目的で一部薬局で販売されているレボノルゲストレルの迅速な OTC 化と、中絶薬に用いられるミフェプリストンとミソプロ
ストールの価格の引き下げは重要であると考えております。
意見:タダラフィルのスイッチ OTC 化に反対します
意見の理由、根拠等:
>付随する社会的問題
>ED は自尊心を著しく低下させ、不安感や抑うつ症状は、日常的な性行為の頻度や質、自尊心、社会不安や社会孤立とも関連しており、
低い自尊心とパフォーマンスの不安は、心理社会的問題であることもわかっている
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そのように自分自身の人生に影響を及ぼす重大な疾患であれば薬局ではなくクリニックを受診し医師の適切な管理の下、治療すべきであ
る。
また羞恥心に対しては、ED 治療は恥ずかしくない、と社会的に周知する必要がある。自分自身の体と向き合い治療する行為の一つである
と社会的に周知することで「疾患自体について国民の理解が不十分」な状況を変革すべきである。
>不妊の原因の半分は男性側にあると言われ、ED も含まれる。子どもができない理由については本調査で検討されていない。
不妊の原因に ED がどの程度の割合を占めるかという調査結果すらなく、全く合理的ではない。
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