会議資料 (124 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58149.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第32回 5/23)《厚生労働省》 |
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ED未治療者が治療のきっかけを持つことができる
• OTC化により、ED治療の障壁が下がり未治療にとどまっている生活者が治療のきっかけを持つことができると
考えられる。また、正規品へのアクセスルートが拡充することで偽造薬等による健康被害から生活者を守ること
が可能となる
生活者のEDに対する理解の向上
• EDの病態、治療法、EDを発症している人が持つ潜在的なリスク要因(心血管イベント等)に関する正しい
情報を生活者に提供することで、生活者がEDについて十分に理解できるようになると考えられる(ヘルスリテ
ラシーの向上)
受診の促進及び併存疾患への早期介入
• 英国では、PDE5阻害薬がOTCとして販売可能になったことでED治療への障壁が下がり、疾患の認知度が
高まり、医療機関への相談件数が増加したと報告されている
• 本邦においても、タダラフィルの適正使用ガイドを準備するなど、受診を促す上で最適な立場にある薬剤師を
製造販売業者が適切にサポートすることで、ED及び関連する併存疾患の特定と治療につながると考えられる
参考文献
• ED診療ガイドライン第3版
• Kimiyasu Ishikawa, et.al; Lipid abnormality, current diabetes and age affect erectile hardness, International of Urology 27, 339-343, 2020
• 佐々木春明ほか、泌尿器科学の最前線、男性機能障害, 昭和学士会誌76(2), 133-139, 2016
• Lee L et al., Int J Clin Pract. 2020;00:e13849
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