資料2 資料2 人口減少・サービス需要の変化に応じたサービス提供体制の構築や支援体制について (99 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57936.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護保険部会(第120回 5/19)《厚生労働省》 |
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論点
● 「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会中間とりまとめの「人口減少・サービス需要の変化に応じた
サービス提供体制の構築や支援体制の方向性」について、以下の点も含め、どう考えるか。
(中山間・人口減少地域)
○ 中山間・人口減少地域においては、高齢者人口が減少し、サービス需要が減少する中、利用者への介護サービスが適
切に提供されるよう、その需要に応じて計画的にサービス基盤の維持・確保を図っていく必要がある。そのような中、
住民の理解のもと、一定のサービスの質の維持を前提として、柔軟な対応を講じていくことが必要である。
中間とりまとめにおいて、配置基準等の弾力化、包括的な評価の仕組み、訪問・通所などサービス間の連携・柔軟化、
市町村事業によるサービス提供など、地域のニーズに応じた柔軟な対応の検討が示されているがどう考えるか。また、
地域の介護を支える法人への支援や、社会福祉連携推進法人の活用促進についてどう考えるか。
○
配置基準等の弾力化については、既存の居宅サービスにおける制度である基準該当サービスや離島等相当サービスに
おける取組の状況を十分に把握した上で、その活用が考えられるのではないか。また、現行制度においては居宅サービ
スにのみ措置されているが、中山間・人口減少地域において、他の介護保険施設等における特例を設ける必要性につい
てどう考えるか。
○
配置基準の弾力化や手続きの簡素化に当たっては、例えば、一定の要件を満たす認知症対応型共同生活介護の夜勤体
制は3ユニットに対し2名以上と緩和されていることや、老人保健施設において、訪問リハビリテーションはみなし指
定でサービス提供が可能であることなど、既存の仕組みを参考とすることも考えられるのではないか。
また、中山間・人口減少地域において利用者が幅広いサービスを切れ目なく受けられる体制を構築する観点、専門職
がその知識・経験を活かしながら地域で活躍できる環境を整備する観点等から、各サービスごとに設けられている常
勤・専従要件、夜間勤務の体制、専門職の確保等に係る基準など、各サービスごとの具体的な弾力化の事項についてど
のように考えるか。
○
配置基準を弾力化する場合のサービスの質の確保に加え、弾力化で配置減となる場合には、職員の負担の増加やそれ
に伴う従事者確保の困難性にも留意する必要がある。既存の制度である基準該当サービスや離島等相当サービスにおけ
る取組の状況も踏まえつつ、モデル事業のような形の実証の検討も必要か。また、サービス実施後においても利用者の
視点から一定の質が保たれているか把握する仕組みについてどう考えるか。
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