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対応指針(案)・障害者差別解消法医療関係事業者向けガイドライン (27 ページ)

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出典情報 障害者差別解消法医療関係事業者向けガイドライン-医療分野における事業者が講ずべき障害を理由とする差別を解消するための措置に関する対応指針-の改正案に関する御意見の募集について(2/17)《厚生労働省》
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音は聞こえるが「ことば」の理解に障害があり「話」の内容が分からない
単語や簡単な文なら分かる人でも早口や長い話になると分からなくなる
・ 話すことの障害
伝えたいことをうまく言葉や文章にできない
発話がぎこちない、いいよどみが多くなったり、誤った言葉で話したりする
・ 読むことの障害
文字を読んでも理解が難しい
・ 書くことの障害
書き間違いが多い、また「てにをは」などをうまく使えない、文を書くことが難し

〔主な対応〕
・ 表情が分かるよう、顔を見ながら、ゆっくりと短いことばや文章で、分かりやすく
話しかける
・ 一度でうまく伝わらない時は、繰り返して言ったり、別のことばに言い換えたり、
漢字や絵で書いたり、写真・実物・ジェスチャーで示したりすると理解しやすい
・ 「はい」「いいえ」で答えられるように問いかけると理解しやすい
・ 話し言葉以外の手段(カレンダー、地図、時計など身近にあるもの)を用いると、

コミュニケーションの助けとなる

* 「失語症のある人の雇用支援のために」(独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構障害者
職業総合センター)より一部引用

高次脳機能障害
交通事故や脳血管障害などの病気により、脳にダメージを受けることで生じる認知や
行動に生じる障害。身体的には障害が残らないことも多く、外見では分かりにくいため
「見えない障害」とも言われている。

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