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後発医薬品の安定供給の確保及び持続可能な産業構造に向けた開発促進策の立案に資する研究(2026年3月) (5 ページ)
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| 出典情報 | 後発医薬品の安定供給の確保及び持続可能な産業構造に向けた開発促進策の立案に資する研究(2026年3月)《地域医療基盤開発推進研究事業》 |
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事例の実態調査を行い、開発における技術
際動向についても並行して調査・整理を行っ
的・経済的な課題を整理した上で、その対策
た。
を提言することを目的とする。
C.研究結果
(1) ヒアリング調査
B.研究方法
ヒアリング調査の結果、多くの後発医薬品
初年度の研究方法として、後発医薬品の安
が市場に供給されている一方で、海外で後発
定供給及び持続可能な産業構造に向けて、後
品が発売されているにもかかわらず日本へ導
発医薬品が未上市となっている事例の実態調
入されていない、または安定確保医薬品のよ
査を実施した。具体的には以下の 3 点を行
うに需要があるにもかかわらず後発品が存在
った。
しないという「未上市品」が相当数存在する
ことが明らかになった。開発断念の理由は主
(1) ヒアリング調査
に以下の5つのカテゴリーに分類される。
後発医薬品が未上市となっている事例の実
① 市場性・採算性の問題
先発医薬品の市場規模が小さい、ま
たは競合品の売上急増等により先発
医薬品の市場が縮小し、開発費用の
回収が見込めないケースが多く挙げ
られた。先発医薬品の薬価が安すぎ
るために事業性が見込めないケース
や、抗がん剤など成分そのもののラ
イフサイクルが短く市場推移の移り
変わりが激しい品目も参入を見送る
理由となっていた。また、AG(オー
ソライズド・ジェネリック)の上市が
想定される製品では、AG が後発品メ
ーカーが得られる市場を圧迫し、十
分な利益が得られないことへの懸念
も示された。
② 製剤技術・製造上の困難性
特殊な製剤技術(徐放性、ナノ粒子、
マイクロスフィア、油性注射剤など)
が必要であり、同等性を示すことが
困難、または製造に高い技術力や専
用設備が必要となる品目について困
難が生じていた。高額な専用設備投
資が必要な品目、ナノ粒子注射剤や
徐放性デポ製剤・マイクロスフィア
製剤の製造に必要な特殊設備、吸入
態を把握するため、国内大手後発医薬品企
業、外資系後発医薬品企業、スペシャリティ
分野の後発医薬品企業を含む計 6 社に対
し、2025 年 7 月から 8 月にかけてヒアリン
グ調査を実施した。各社からの回答に基づ
き、後発医薬品の開発における課題とその解
消に向けた方策について取りまとめた。
(2) アンケート調査
ヒアリング調査の結果を踏まえ、調査票
(Web アンケート)を作成し、後発医薬品
を販売する企業への調査票配布を行った。調
査期間は 2025 年 12 月から 2026 年 2 月と
した。調査内容は、①回答企業の概要、②
開発断念・未上市の実態、③開発断念・未
上市の理由、④市場構造・参入に関する見
解、⑤開発促進・産業構造改善に向けた施
策の重要度、⑥特定施策シナリオの評価、
⑦日本のローカルルールと改善提案等とし
た。
(3) 供給確保策に関する国際動向調査
後発医薬品の開発・供給確保策の政策立案
に資する背景情報として、日本・米国・欧州
(EU)における医薬品の供給確保に係る国
2
際動向についても並行して調査・整理を行っ
的・経済的な課題を整理した上で、その対策
た。
を提言することを目的とする。
C.研究結果
(1) ヒアリング調査
B.研究方法
ヒアリング調査の結果、多くの後発医薬品
初年度の研究方法として、後発医薬品の安
が市場に供給されている一方で、海外で後発
定供給及び持続可能な産業構造に向けて、後
品が発売されているにもかかわらず日本へ導
発医薬品が未上市となっている事例の実態調
入されていない、または安定確保医薬品のよ
査を実施した。具体的には以下の 3 点を行
うに需要があるにもかかわらず後発品が存在
った。
しないという「未上市品」が相当数存在する
ことが明らかになった。開発断念の理由は主
(1) ヒアリング調査
に以下の5つのカテゴリーに分類される。
後発医薬品が未上市となっている事例の実
① 市場性・採算性の問題
先発医薬品の市場規模が小さい、ま
たは競合品の売上急増等により先発
医薬品の市場が縮小し、開発費用の
回収が見込めないケースが多く挙げ
られた。先発医薬品の薬価が安すぎ
るために事業性が見込めないケース
や、抗がん剤など成分そのもののラ
イフサイクルが短く市場推移の移り
変わりが激しい品目も参入を見送る
理由となっていた。また、AG(オー
ソライズド・ジェネリック)の上市が
想定される製品では、AG が後発品メ
ーカーが得られる市場を圧迫し、十
分な利益が得られないことへの懸念
も示された。
② 製剤技術・製造上の困難性
特殊な製剤技術(徐放性、ナノ粒子、
マイクロスフィア、油性注射剤など)
が必要であり、同等性を示すことが
困難、または製造に高い技術力や専
用設備が必要となる品目について困
難が生じていた。高額な専用設備投
資が必要な品目、ナノ粒子注射剤や
徐放性デポ製剤・マイクロスフィア
製剤の製造に必要な特殊設備、吸入
態を把握するため、国内大手後発医薬品企
業、外資系後発医薬品企業、スペシャリティ
分野の後発医薬品企業を含む計 6 社に対
し、2025 年 7 月から 8 月にかけてヒアリン
グ調査を実施した。各社からの回答に基づ
き、後発医薬品の開発における課題とその解
消に向けた方策について取りまとめた。
(2) アンケート調査
ヒアリング調査の結果を踏まえ、調査票
(Web アンケート)を作成し、後発医薬品
を販売する企業への調査票配布を行った。調
査期間は 2025 年 12 月から 2026 年 2 月と
した。調査内容は、①回答企業の概要、②
開発断念・未上市の実態、③開発断念・未
上市の理由、④市場構造・参入に関する見
解、⑤開発促進・産業構造改善に向けた施
策の重要度、⑥特定施策シナリオの評価、
⑦日本のローカルルールと改善提案等とし
た。
(3) 供給確保策に関する国際動向調査
後発医薬品の開発・供給確保策の政策立案
に資する背景情報として、日本・米国・欧州
(EU)における医薬品の供給確保に係る国
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