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後発医薬品の安定供給の確保及び持続可能な産業構造に向けた開発促進策の立案に資する研究(2026年3月) (12 ページ)

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出典情報 後発医薬品の安定供給の確保及び持続可能な産業構造に向けた開発促進策の立案に資する研究(2026年3月)《地域医療基盤開発推進研究事業》
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認されず参入タイミングが遅れる原因となる。


GS1 コードの表示形式の違い(海外製品を導入の場合。日本はバーコード、海外
はデータマトリックス)が日本向け包装ラインの設備投資を必要とすることがあ
る。



グローバル供給されている新薬に対する生物学的同等性試験で、日本の流通品を
標準とすることが要求される。



流通・管理コストの課題



適正使用・流通管理システムの構築・維持費用:特に麻薬・覚醒剤原料や副作用の観
点から適正使用に特に注意が必要な製剤などは、医師・薬剤師・弁護士等で構成され
る委員会の設置や、市販後の流通管理システム構築・維持に多大な費用がかかるた
め、後発品単独での採算が見込めないことがある。



その他維持管理コスト:個装箱サイズが大きく倉庫・物流コストが高い品目、原材料
費が高い品目(例:アルミの分包製剤)も、薬価に対して変動費の割合が高く、不採
算品となるリスクがある。



競合および制度的な不確実性



AG(オーソライズド・ジェネリック)の存在:AG の上市が想定される製品では、AG
が“後発品メーカーが得られる市場”を奪い、十分な利益が得られないことが懸念され
る。そのような製品に関しては、開発判断に影響を与え、後発品市場そのものの萎縮
を招く要因となっている。



市場での AG との競合とは別に、複数の製品で承認取得後に薬価収載・上市されない
AG が存在し、上市されるかが不透明であることも、安定供給の念書対応を含めた生
産計画立案(不必要に多くの数量の準備が必要となり、それが既存品の生産にも影
響)を困難にしている。他社から後発品が販売されれば AG を収載・上市して対抗す
るとの牽制・防衛戦略としての契約があるとみられる。結果として後発品参入が生じ
ず、特許期間終了後も先発品のみの市場が数年間続く。



パテントリンケージ制度の不透明性:特許権侵害の判断や特許延長、併用特許に対す
る考え方が開発リスクとなり、開発の意思決定における課題となっている。



安定供給義務と販売中止の難しさ:発売後 5 年間の安定供給義務や、薬価削除・販売
中止の条件が厳しく、事業の予見性と供給のバランスをとることが困難となってい
る。

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