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資料2-2  中長期の経済財政に関する試算(2026年7月)(内閣府) (18 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0730agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(第12回 7/30)《内閣府》
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がプラス傾向となり、これら要因が押下げに寄与したこともあって、公債等残高対G
DP比の上昇幅は、2010年代後半にかけては小幅で推移した。その後、2020年度はコ
ロナ禍による経済への悪影響やそれに対応するための大規模な歳出の増加により、実
質成長率要因及びPB要因が共に公債等残高対GDP比を大きく押し上げることとな
った。その後もPB赤字は押上げ要因となっているものの、PBの改善に伴い押上げ
寄与が徐々に縮小するとともに、実質成長率要因のほか、物価要因が押下げに大きく
寄与し、2023年度以降は、公債等残高対GDP比が低下に転じた。なお、実績期間の
金利要因については、後述するように、低金利環境が続いたことにより、公債等残高
対GDP比の押上げ寄与は低位にとどまってきた。

試算期間の公債等残高対GDP比について、まず成長戦略実現ケース①を見ると、
金利が徐々に上昇していくことに伴い金利要因による押上げ寄与が拡大する。一方、
中長期的に実質成長率が1%台後半で推移し、安定的な物価上昇とあいまって、名目
成長率が3%台半ばとなることによる押下げ寄与及びPB黒字による押下げ寄与が金
利上昇による押上げ寄与を上回ることにより、公債等残高対GDP比はおおむね安定
的に低下していく姿となる。名目GDPの増加とPB黒字が公債等残高対GDP比を
低下させる要因となる一方、足下の金利上昇に加え、
成長とともに長期金利が上昇し、
ものであることから両者の変動の差が表れる。このほか、図13の推計期間において後年度に表れてい
るその他要因は、主に、推計上、地方のPB黒字が一部は地方債の償還計画に基づいて債務償還費に
充てられる一方、残りは将来の歳出のための積立金として支出されると仮定しており、PB黒字額が
そのまま公債等の償還額に一致するわけではないことから、その差分がその他要因として押上げ寄与
として表れているものである。なお、2026年度については、PBや利払費によらず、翌年度における
国債の整理又は償還のために発行される借換債である前倒債の発行上限額を織り込んでいることの影
響が考えられる。

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