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資料1 財政総論 (27 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20251105zaiseia.html |
| 出典情報 | 財政制度分科会(11/5)《財務省》 |
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英国における利払費の増加
○ 英国においては、トラス首相就任後に生じたトラスショックの後、首相や政権の交代を経た足元においても、国債に頼る財政運
営に対する警戒感から金利は高止まり。
○ 利払費は、足元までの2025年度途中実績で、昨年度対比増加。3月時点の見通しでは25年度以降、利払費は1,000億
£(対GDP比3.4%)を超え、更なる増加傾向が続く見込み。
英国債利回り(30年国債・10年国債)の推移
6
5
「成長戦略」公表
(2022年9月23日)
(%)
英国利払費の推移
足もとのピーク
(30年国債:2025年9月2日)
(10年国債:2025年1月14日) (億£)
1,400
トラスショック(ピーク時)
(2022年9月27日)
30年国債:4.99%
10年国債:4.51%
見通し
4~8月
1,200
4
9月~
見通し
3
2
1,000
30年国債利回り
ピーク時
30年国債:5.69%(2025年9月2日)
10年国債:4.89%(2025年1月14日)
1
0
足もとでも国債金利が「トラスショッ
ク」時を超える水準まで上昇
10年国債利回り
(年度)
ジョンソン保守党政権
スナク保守党政権
実績
800
600
スターマー
労働党政権
トラス保守党政権
「秋季予算2024」(2024年10月30日)において、国債発行に頼る経済政
策を打ち出し、金利がトラスショック時を超える水準まで上昇。
国債金利が上昇し、借入コストが増加する見込みとなったことを受け、「春季
財政計画2025」(2025年3月26日)では、障害者手当などの福祉予算の削
減を含む歳出削減案を表明。
しかしその後、与党内からの反対を受け、同計画で示した福祉予算削減を撤回
する形で福祉関連法案が下院で可決。また、財務大臣の辞任観測により国債金
利が上昇。(2025年7月1日・2日)
400
200
0
(注)英国の会計年度は、4月から翌年3月まで(2025会計年度は、2025年4月から2026年3月まで)。利払費には、インフレ連動債分が含まれる。
(出所)英国国家統計局、英国予算責任庁、Bloomberg
(年度)
26
○ 英国においては、トラス首相就任後に生じたトラスショックの後、首相や政権の交代を経た足元においても、国債に頼る財政運
営に対する警戒感から金利は高止まり。
○ 利払費は、足元までの2025年度途中実績で、昨年度対比増加。3月時点の見通しでは25年度以降、利払費は1,000億
£(対GDP比3.4%)を超え、更なる増加傾向が続く見込み。
英国債利回り(30年国債・10年国債)の推移
6
5
「成長戦略」公表
(2022年9月23日)
(%)
英国利払費の推移
足もとのピーク
(30年国債:2025年9月2日)
(10年国債:2025年1月14日) (億£)
1,400
トラスショック(ピーク時)
(2022年9月27日)
30年国債:4.99%
10年国債:4.51%
見通し
4~8月
1,200
4
9月~
見通し
3
2
1,000
30年国債利回り
ピーク時
30年国債:5.69%(2025年9月2日)
10年国債:4.89%(2025年1月14日)
1
0
足もとでも国債金利が「トラスショッ
ク」時を超える水準まで上昇
10年国債利回り
(年度)
ジョンソン保守党政権
スナク保守党政権
実績
800
600
スターマー
労働党政権
トラス保守党政権
「秋季予算2024」(2024年10月30日)において、国債発行に頼る経済政
策を打ち出し、金利がトラスショック時を超える水準まで上昇。
国債金利が上昇し、借入コストが増加する見込みとなったことを受け、「春季
財政計画2025」(2025年3月26日)では、障害者手当などの福祉予算の削
減を含む歳出削減案を表明。
しかしその後、与党内からの反対を受け、同計画で示した福祉予算削減を撤回
する形で福祉関連法案が下院で可決。また、財務大臣の辞任観測により国債金
利が上昇。(2025年7月1日・2日)
400
200
0
(注)英国の会計年度は、4月から翌年3月まで(2025会計年度は、2025年4月から2026年3月まで)。利払費には、インフレ連動債分が含まれる。
(出所)英国国家統計局、英国予算責任庁、Bloomberg
(年度)
26