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資料1 在宅医療の提供体制の整備に関する検討等について (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64805.html
出典情報 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(令和7年第2回 10/29)《厚生労働省》
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「在宅医療において積極的役割を担う医療機関」を位置付ける際の考え方
• 「在宅医療の体制構築に係る指針」において、「在宅医療において積極的役割を担う医療機関」については、自ら 24 時間対応体
制の在宅医療を提供するとともに、他の医療機関の支援も行いながら、医療や介護、障害福祉の現場での多職種連携の支援を行う
病院・診療所としており、在宅療養支援診療所、在宅療養支援病院等の地域において在宅医療を担っている医療機関の中から位置
づけられることが想定される、 としている。
• 令和6年度の状況として、全国で11,309か所の医療機関等が「在宅医療において積極的役割を担う医療機関」に位置付けられて
おり、 8,350か所(全体の73.8%)は機能強化型を含む在宅療養支援診療所及び在宅療養支援病院並びに在宅療養後方支援病院
を含む病院、診療所であった。一方で、2,959か所は病院・診療所以外が位置付けられていた。都道府県別にみると、「在宅医療
において積極的役割を担う医療機関」に病院・診療所以外の機関を位置付けていたところは一部に限られていた。
• 「在宅医療において積極的役割を担う医療機関」を位置付ける際に考慮されていた事項は「夜間・休日や医師不在時、患者の病状
の急変時等における診療の支援を行う役割」(29都道府県)、「医療及び介護、障害福祉サービスが十分に確保出来るよう、関
係機関に働きかける役割」(23都道府県)が上位であった。

論点
「在宅医療において積極的役割を担う医療機関」は、自ら 24 時間対応体制の在宅医療を提供するとともに、他
の医療機関の支援等を行う機能を果たしている病院・診療所を位置付けることが重要と考えられる。都道府県
により「在宅医療において積極的役割を担う医療機関」に位置付けられた総数や内訳にばらつきがある中で、
各地域において担うべき役割を確認しながら適切な医療機関を位置付けることとしてはどうか。
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