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資料1 在宅医療の提供体制の整備に関する検討等について (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64805.html
出典情報 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(令和7年第2回 10/29)《厚生労働省》
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在宅医療の連携を担う拠点における医療提供体制構築のための支援



秋田県では、令和6年度に地域医療介護総合確保基金を活用して「『在宅医療の連携を担う拠点』整備事業」を実施した。
本事業で、地域の医師会を中心として各圏域に「在宅医療の連携を担う拠点」を設け、各圏域の実状に応じた在宅医療提
供体制を構築するほか、ICTを活用した多職種連携やACPの普及など、市町村毎ではなく広域で推進すべき事項に取り組み、
在宅医療を推進した。
秋田県の「在宅医療の連携を担う拠点」の位置づけ状況

秋田県では在宅医療センター
(在宅医療の連携を担う拠
点)を市町村が行う在宅医
療・介護連携推進事業との連
携を図るほか、医療デジタル
やACPの普及など、広域で推
進すべき事項に取り組み、在
宅医療を推進することを目的
に設立した。医療計画上の在
宅医療の圏域は8圏域である
が、郡市医師会単位の県内9
か所に拠点を置き、事業を実
施している。

在宅医療推進センターの取組状況(R6)

○ 拠点単位で多職種連携の構築を推進するため、「在
宅医療推進協議会」を設置
※委員構成:医師、薬剤師、看護師、ケアマネージャー、
社会福祉士など 全9拠点で65名の委員を任命し、協
議会を開催。年度末に開催する全体会で事例の共有等を
実施。
○ 拠点単位で医療と介護の連携を推進するため、「医
療・介護連携推進協議会」を設置
※委員構成:医師、市町村福祉健康担当、地域包括セン
ター、保健所など全9拠点で68名の委員を任命し、協
議会を実施
○ 医療介護従事者に対し、ICTを活用した多職種連携や
ACPの普及に向けた実務者研修を開催(在宅医療推進協
議会をベースに各圏域で開催)
○ 相談対応として、市町村、郡市医師会との連絡相談
窓口として、在宅医療推進センター事務局にサポートデ
スクを設置
※秋田県提供資料及び秋田県在宅医療推進センターHPを参考に医政局地域医療計画課で作成

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