総-3入院(その2) (93 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64319.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第619回 10/8)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
<入院・外来医療等の調査・評価分科会 検討結果(とりまとめ)>
(特定集中治療室等を有する病院について)
○ 集中治療室等の役割は、救急搬送された重症患者や術後患者の管理を担うことである。これらの役割を踏まえると、
救急部門の設置や一定の救急患者受入件数、一定の全身麻酔手術の実施件数などの実績がある病院において、治療室
が必要となるのではないかとの意見があった。
○ 救急搬送件数が多い病院では、特定集中治療室・ハイケアユニットの医療資源投入量が多くなる傾向がある一方で、
全身麻酔実施件数は、ハイケアユニットにおける医療資源投入量と逆比例している。全身麻酔実施件数が多い施設で
は、各手術において安定した治療・術後管理が行われている結果として、個々の症例に対する医療資源投入量が抑制
されているのではないかとの意見があった。
○ 年間救急搬送件数・全身麻酔実施件数と特定集中治療室・ハイケアユニットにおける医療資源投入量の関係は、例
えば年間全身麻酔実施件数が2,000件以上の病院に絞って特定集中治療室・ハイケアユニットの医療資源投入量を見
ていくと、年間救急搬送件数が多いほど医療資源投入量が少ない患者割合が低く、医療資源投入量が多い患者割合が
高くなる傾向がある。特定集中治療室・ハイケアユニットを有する病院の在り方については、年間救急搬送件数・年
間全身麻酔実施件数の実績を指標として整理できるのではないかとの意見があった。
93