総-3入院(その2) (24 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64319.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第619回 10/8)《厚生労働省》 |
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【参考】入院・外来医療等の調査・評価分科会とりまとめ(抜粋・要約)
7-2.一般病棟用の重症度、医療・看護必要度について
○ 救急搬送により入院した内科系症例の重症度、医療・看護必要度の該当割合は、救急搬送
ではない外科系症例の重症度、医療・看護必要度の該当割合と比較して低かった。
○ 内科系症例の入院4日目以降、手術実施症例の入院7日目以降は、A項目が変化しない場
合にはB項目も変化しない患者の割合が多く、A項目が3点以上変化した場合、B得点もA得
点と同じ方向の変化を示す患者の割合が多かった。
○ 重症度、医療・看護必要度の記録で、病棟看護管理者が課題に感じていることとして、「看護
必要度に関する職員研修に手間がかかる」、「必要度の記録により、時間外勤務が発生して
いる」等の回答がみられた。令和2年度改定における記録簡素化について再度周知すべきと
の意見があった。
○ 必要なケアを評価していくためのリアルワールドデータとしてB項目の有用性があり、B項目
に代わる指標がないのであれば、引き続きB項目の測定が必要であるとの意見があった。
課題
➢ 手術なし症例では、手術あり症例と比較してA、C項目の点数が低い傾向にあり、適切な評価
項目等の設定をどのように考えるか。
➢ 入院もしくは術後一定期間経過した後は、7割程度の症例でB得点が一定であることや、前
日からのA得点の変化と連動してB得点が変化する傾向があることを踏まえ、B項目測定の
負担軽減の観点から、測定・評価すべき時期や頻度をどのように考えるか。
➢ 急性期一般入院料1では、B項目は評価基準から削除され、測定のみ継続することとなって
いるが、測定に係る負担を踏まえ、B項目の測定を継続することについてどのように考えるか。
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