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総-3入院(その2) (153 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64319.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第619回 10/8)《厚生労働省》
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ハイケアユニット入院医療管理料についての現状と課題
(ハイケアユニット入院医療管理料を有する病院)
• 「ハイケアユニット入院医療管理料」を算定する治療室の患者入室経路として、「救急外来からの入室」「手
術室からの入室」が占める割合が多かった。
• 「ハイケアユニット入院医療管理料」を算定する病院のうち、年間全身麻酔件数、年間救急搬送件数のいずれ
も一定数未満である病院が一定数あった。
• 年間救急搬送件数が2,000件以上の病院では、ハイケアユニットの入室患者の1日当たり医療資源投入量が高い
傾向があった。
(ハイケアユニット用重症度、医療・看護必要度)
• ハイケアユニットの入室患者の傷病名のうち上位を占める急性心筋梗塞後の患者では、致死性不整脈の管理が
重要であり、電気的除細動の実施や、必要に応じた抗不整脈薬の投与が診療ガイドライン等で推奨されている。
また、病態に応じて、一時的ペーシングが必要となる場合がある。
• 現行の「ハイケアユニット用 重症度、医療・看護必要度」の基準に該当する患者割合の要件は、基準①で1
割5分、基準②で6割5分又は8割である一方で、実際に基準①を満たす患者は概ね3割であり、基準②を満
たす患者は概ね9割であった。
• ハイケアユニット入院医療管理料の算定患者のうち、「抗不整脈剤の使用」に該当する患者割合は約4~6%、
「一時的ペーシング」に該当する患者割合は約0.1~0.3%であった。

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