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総-3入院(その2) (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64319.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第619回 10/8)《厚生労働省》
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救急搬送患者の評価の重みを増す方法について


重症度、医療・看護必要度において、救急搬送患者に関する評価を高めるためには、①該当患者割合を増や
す方法と、②該当患者割合とは別に、救急搬送患者数を指数化して合算する方法が考えられる。
○ このうち、②の方法であれば、入院延長へのインセンティブが生まれにくいのではないか。
○ また、救急搬送へのインセンティブを生じないよう、救急搬送患者に加え、協力施設入所者入院加算の対象
患者も含めて評価することが考えられるのではないか。
①救急搬送(※)の受け入れによる入院後の該当日数を増やす
→該当患者割合が増える
(例)

現在は、各患者が重症度、医療・看護
必要度の基準を満たすかどうかを判別
し、該当患者割合を算出している

病棟の該当患者割合20%
該当日数を大きく延長すると、入院へのインセンティブや、入院日数延
長へのインセンティブが生まれるのではないか。

(例)

病棟の該当患者割合15%

②救急搬送(※)の受け入れを指数化して該当患者割合に合算
→合算した値が増える
(例)

病棟の該当患者割合15%



前年の病床あたり
救急搬送件数を
指数化

5%分

入院しない場合や、退院までの日数が短い場合についても評価対象に含
めることができるため、入院延長へのインセンティブが生まれない。

(※)更に、救急搬送へのインセンティブを生じさせないためには、救急搬送患者だけでなく、協力施設入所者入院加算の対
象患者を加えて評価することが考えられるのではないか。

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