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総-3入院(その2) (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64319.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第619回 10/8)《厚生労働省》
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総合入院体制加算と急性期充実体制加算に関する課題
【参考】入院・外来医療等の調査・評価分科会とりまとめ(抜粋・要約)
7-3.拠点的な急性期機能について
○ 総合入院体制加算1と急性期充実体制加算1は救急の体制整備や全身麻酔手術件数等で
共通する基準があるほか、総合的な診療体制については総合入院体制加算1でのみ求めら
れる施設基準があり、手術実績等については、急性期充実体制加算1でのみ求められる施
設基準がある。
○ 14日間で算定できる点数の総額は、総合入院体制加算1は急性期充実体制加算1と比較し
て低くなっている。
○ 人口の少ない地域では、総合的な機能を求められているものの、地域の症例や医療従事者
を集約してもなお、実績要件等の基準を満たすことが困難な医療機関があると考えられ、総
合入院体制加算3を届け出ている病院の約15%は人口の少ない地域に属していた。
○ 同一の病院で比較すると、特に急性期充実体制加算を届け出た病院で、精神病床届出施設
数がやや減少する傾向がみられる。
課題
➢ 総合入院体制加算と急性期充実体制加算で、実績要件の評価が異なる等、拠点的な病院の
評価が複雑になっており、また、総合的な診療体制の評価が手術の評価と比較して相対的に
低くなっていること等を踏まえ、評価体系の一体的な見直しについてどのように考えるか。
➢ 人口規模の小さな医療圏にある病院では、実績要件が満たしづらいことについて、どのように
考えるか。
➢ 総合病院の精神科病床数が減少しているなか、精神症状と身体症状を一元的に対応できる
医療機関の評価をどのように考えるか。
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