令和８年度にはアレルギー疾患対策基本指針の評価が予定されており、その基礎とな
る行政施策の評価を令和７年度以降の研究で進める計画である。花粉症についても、有
病率の高さや労働生産性への影響など社会的関心が高く、根治が難しいことからも継続
的な実態調査と対策が不可欠である。こうした課題に対応するためには、研究班と担当
者が緊密に連携し、実効性ある成果を追求していくことが重要である。

５．総合評価
研究事業の目的・目標の達成に向けて実施された令和６年度の研究課題について、

不十分な成果となった課題がなく、特筆すべき成果が
あるなど計画を上回る成果が得られた。

○

不十分な成果となった課題がなく、計画どおり順調な
成果が得られた。
一部不十分な成果となった研究課題はあるものの、概
ね計画どおり順調な成果が得られた。
不十分な成果となった研究課題が多く、研究事業全体
として不十分な成果であった。

と判断される。

32