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参考資料8_第4期がん対策推進基本計画中間評価 委員意見一覧 (5 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73926.html |
| 出典情報 | がん対策推進協議会(第95回 6/18)《厚生労働省》 |
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令和8年6月18日
No.
各ブロック
#(指標番号)
評価される点
「がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項」更なる取り組み、又は改善等が必要な点
○がん診療連携拠点病院を網羅した患者体験調査を基に示されているため
○令和3年9月3日の厚生労働省・第2回がんの緩和ケアに係る部会で提示された資料2によると「約半数のがん
ベースライン値からの増加は“がん診療連携拠点病院”にあっての状況として 患者はがん診療連携拠点病院以外で初回治療を開始しており、その前段にあたる診断については、さらに多く
179
中間アウトカム指標
212201
評価できる。
の割合はがん診療連携拠点病院以外でなされていることが推察」と指摘されていることから、患者体験調査に
○測定は2点間のみで評価は限定的だが、患者が「担当医が十分な知識や
よる評価では「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を
経験を持っていた」と感じる割合は増加傾向にあり、良い方向性が確認で
十分に満たしているとは言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の調査が必要である。
きる。
○引き続きがんについて十分な知識や経験を持った医師の養成に努め、均てん化した配置を行うことでさらな
○担当した医師ががんについて十分な知識や経験を持っていたと思う患者
る向上を期待したい。また、約半数の患者はがん診療拠点病院以外で初回治療を開始しているため、拠点病院
の割合がベースライン値より増加している点は評価できる。
以外に受診した患者の声を聴く必要がある。
○患者の医師への評価や総合的な満足感が死亡率の減少に寄与するというロジックが成立するかは疑問で、こ
の中間アウトカムと分野別アウトカムはロジック上のつながりがあるとは思えない。
○がんの診断・治療全体の総合評価(平均点または評価が高い割合)につ
○全国値のみでは実態を十分に把握できないため、都道府県単位や、より広域な医療圏ごとの特徴を明らかに
いてはベースライン値より増加している。診断・治療全体の総合評価が
する分析が必要である。
ベースライン値より上昇していることは評価できる。
地域ごとの強みや課題を可視化することで、均てん化を実効的に進め、好事例の横展開や重点的な支援策につ
なげるべきである。
○この指標を改善するためには、様々な施策が総合的に機能する必要がある。今後も向上することを期待した
い。
180
分野別アウトカム指標
○がん診療の質」だけでなく「情報」も質の向上・均てん化が必要になる。また、集約化については、今後、
200001
好事例の共有や他地域や医療機関との比較の検証や取り組みについても評価が必要になるのではないか。
○患者の医師への評価や総合的な満足感が死亡率の減少に寄与するというロジックが成立するかは疑問で、こ
の中間アウトカムと分野別アウトカムはロジック上のつながりがあるとは思えない。この項目はむしろ、がん
の死亡率減少と並列に最終アウトカムにするのが適切だと思う。死亡率が減少しても患者が満足しないことは
あり得るし、それではゴールに至ったとは言えない。患者が満足だが、死亡率が減少しないこともあり得て、
それもゴールに至ったとは言えないので。
181
最終アウトカム指標
000001
○がんの年齢調整死亡率がすべての集計項目においてベースライン値より
○この指標を改善するためには、様々な施策が総合的に機能する必要がある。今後も向上することを期待した
低下していることは評価できる。また、自分らしい日常生活を送れている
い。
と感じるがん患者の割合もベースライン値より増加していることも評価に
○観察している指標が死亡率の減少・生存期間の延長にリンクしているのか継続的なチェックが必要である。
値する。
○死亡率の減少率で示す(例(67.4-65.7)/64.7=2.5%減など)と、微妙に女性の方が減少率が高いことがわ
○全体的に診断・医療レベル評価は高いと言える。
かる。男性との差は更に広がるのではないか?
○すべてのがん死亡率の指標で数値が改善していることは素晴らしい成果。
182
183
最終アウトカム指標
最終アウトカム指標
○難治性がんの年齢調整死亡率が上昇していることの意味合いについては、罹患率の動向を踏まえる必要があ
000003
000010
る。
○「現在自分らしい日常生活を送れている」と感じるがん患者の割合が
○どの施策や指標が患者の生活実感に強く影響しているのかを明らかにするため、多変量解析などを用いた詳
70.5%から 79.0%へと上昇しており、改善傾向にある点は評価できる。今
細な分析を行うことが有効ではないか。
後もさらに上昇傾向となるよう、各分野の施策を着実に達成していくこと
○「全てのがん患者及びその家族の苦痛の軽減並びに療養生活の質の維持向上」とある。令和3年9月3日の厚
が望まれる。
生労働省・第2回がんの緩和ケアに係る部会で提示された資料2によると「約半数のがん患者はがん診療連携拠
点病院以外で初回治療を開始しており、その前段にあたる診断については、さらに多くの割合はがん診療連携
拠点病院以外でなされていることが推察」と指摘されていることから、患者体験調査による評価では「誰一人
取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分に満たしていると
は言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の調査も必要である。
「さらに推進が必要と考える事項」について
セカンドオピニオンのことが「進捗状況の評価」と「さらに推進が必要と考える事項」の両方に出てくるが、
そこまで喫緊の課題であろうか?「さらに推進が必要と考える事項」の項では不要と思う。セカンドオピニオ
ンは医師及び患者の間でほぼ定着しており、件数としては減っていないのではないか?
追加で記載すべきこと
184
医療へのアクセスに関する指標「タイムリーな病理診断」211202、「診断から手術までの日
数」213202、「手術から放射線治療開始までの期間」213204、「遅延なく化学療法が行
えているか」213206
がすべて悪化しており、今後集約化により、更に悪化することが懸念される。院内にお
いてはキャンサーボード、また、院外では迅速な病診、病病連携を促進すべきである。(実際はコロナの影響
もあったと思う)
◆均てん化と集約化〔病理診断〕
○がん診療連携拠点病院に限っては、病理・細胞診の有資格者が増加して
○地域がん診療病院は減少しているので、単に移動があっただけか、もしくは地域がん診療病院の方が数は多
いる。
いため、全体の担い手は減少している可能性があるため、実数で明らかにする必要がある。
○病理診断・細胞診断については、拠点病院では専門的な知識と技能を有する医師が1人以上配置されている割
185
アウトプット指標
全体
合が100%に近づいてる。一方で、地域がん診療病院ではこの割合が減少している。技術的にはAIの活用が進ん
でいるものの、最終的な判断は医師が担っており、医師の配置状況の継続的な評価は必要。なお、配置を均て
ん化していくのか、集約化を図るのかによって、今後の評価の視点や指標設定も変わると考える。
186
中間アウトカム指標
○病理診断に携わる専門的な知識及び技能を有する医師、細胞診断に関す
○診療連携拠点病院で充足されたにもかかわらず、診断までに時間がかかるようになってしまったのは、地域
る専門資格を有する者、いずれも診療連携拠点病院において増えているこ
がん診療拠点病院においての充足率が減少していることが影響しているのか精査が必要。
とは心強い。
○このアウトカム指標の改善に向けては、特に地域がん診療病院における診断体制の改善が検討課題となる。
○2点のデータでは改善したかの評価が難しい。
また、集約化の進展に伴い、専門的な知識および技能を有する医師を「1人以上」配置すればよいとする現行
211202
基準は、実情にそぐわない可能性がある。実効性ある体制整備のためには、必要とされる最低人数の再検討が
求められる。
○「がん診療連携拠点病院で病理医配置が達成できた→確定診断までの期間が短縮化できる」のロジックは納
得できる。#211102の中間アウトカムをコア指標に引き上げてもいいのではないか。
187
分野別アウトカム指標
200001
○がんの診断・治療全体の総合評価(平均点または評価が高い割合)につ
いてはベースライン値より増加していることは評価できる。
○「全てのがん患者及びその家族の苦痛の軽減並びに療養生活の質の維持向上」とある。令和3年9月3日の厚
生労働省・第2回がんの緩和ケアに係る部会で提示された資料2によると「約半数のがん患者はがん診療連携拠
188
最終アウトカム指標
点病院以外で初回治療を開始しており、その前段にあたる診断については、さらに多くの割合はがん診療連携
000010
拠点病院以外でなされていることが推察」と指摘されていることから、患者体験調査による評価では「誰一人
取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分に満たしていると
は言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の調査も必要である。
◆ゲノム医療〔がんゲノム医療について〕
○がんゲノム医療連携病院や人的資源の数が増加傾向にあり、評価できる。 ○治療経過の中でがんゲノム検査実施の機会が逸されることのないよう、専門的知識を持たない医師への教
189
アウトプット指標
全体
190
アウトプット指標
211201
○がんゲノム医療中核拠点病院等を中心とした医療提供体制は7項目ある全 育・啓蒙の機会提供が重要と考えられる。
てのアウトプット指標において向上しており、評価できる。
○「がんゲノム医療中核拠点病院等の数」について#211101の均てん化・集約化を踏まえて今後さらに増えてい
くことが必要なのか指標のあり方について検討が必要である。
○がんゲノム医療において、検査を受けた患者数や遺伝カウンセリング件数 ○がん遺伝子パネル検査を受けた後、肝心の治療につながっている割合が減少している傾向について、例えば
が増加していることは、患者が必要な医療や支援にアクセスできる機会が
施策によってエキスパートパネルを受けた患者の数(母数)が大きく増えたなどの理由があるのか。
広がっているという点で評価できる。
○患者数の増加に対して、アウトプット指標にある専門スタッフの増加が十分に連動しなければ、分野別アウ
トカム(安心・納得できる医療提供や治療選択)にはつながらない。患者にとって「人に相談できること」
191
中間アウトカム指標
全体
「待たされないこと」は大きな意味を持つため、スタッフ数との整合性が重要である。
また、遺伝子パネル検査の種類自体が増えていく中で、遺伝子検査の実施数(母数)が不明確なままでは、測
定値の割合だけを見ても実態の評価は難しい。患者にとって「どの検査が、どれくらい行われているのか」を
知ることは、信頼感や選択の納得感につながるため、母数を含めた丁寧なデータ提示が望まれる。
No.
各ブロック
#(指標番号)
評価される点
「がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項」更なる取り組み、又は改善等が必要な点
○がん診療連携拠点病院を網羅した患者体験調査を基に示されているため
○令和3年9月3日の厚生労働省・第2回がんの緩和ケアに係る部会で提示された資料2によると「約半数のがん
ベースライン値からの増加は“がん診療連携拠点病院”にあっての状況として 患者はがん診療連携拠点病院以外で初回治療を開始しており、その前段にあたる診断については、さらに多く
179
中間アウトカム指標
212201
評価できる。
の割合はがん診療連携拠点病院以外でなされていることが推察」と指摘されていることから、患者体験調査に
○測定は2点間のみで評価は限定的だが、患者が「担当医が十分な知識や
よる評価では「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を
経験を持っていた」と感じる割合は増加傾向にあり、良い方向性が確認で
十分に満たしているとは言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の調査が必要である。
きる。
○引き続きがんについて十分な知識や経験を持った医師の養成に努め、均てん化した配置を行うことでさらな
○担当した医師ががんについて十分な知識や経験を持っていたと思う患者
る向上を期待したい。また、約半数の患者はがん診療拠点病院以外で初回治療を開始しているため、拠点病院
の割合がベースライン値より増加している点は評価できる。
以外に受診した患者の声を聴く必要がある。
○患者の医師への評価や総合的な満足感が死亡率の減少に寄与するというロジックが成立するかは疑問で、こ
の中間アウトカムと分野別アウトカムはロジック上のつながりがあるとは思えない。
○がんの診断・治療全体の総合評価(平均点または評価が高い割合)につ
○全国値のみでは実態を十分に把握できないため、都道府県単位や、より広域な医療圏ごとの特徴を明らかに
いてはベースライン値より増加している。診断・治療全体の総合評価が
する分析が必要である。
ベースライン値より上昇していることは評価できる。
地域ごとの強みや課題を可視化することで、均てん化を実効的に進め、好事例の横展開や重点的な支援策につ
なげるべきである。
○この指標を改善するためには、様々な施策が総合的に機能する必要がある。今後も向上することを期待した
い。
180
分野別アウトカム指標
○がん診療の質」だけでなく「情報」も質の向上・均てん化が必要になる。また、集約化については、今後、
200001
好事例の共有や他地域や医療機関との比較の検証や取り組みについても評価が必要になるのではないか。
○患者の医師への評価や総合的な満足感が死亡率の減少に寄与するというロジックが成立するかは疑問で、こ
の中間アウトカムと分野別アウトカムはロジック上のつながりがあるとは思えない。この項目はむしろ、がん
の死亡率減少と並列に最終アウトカムにするのが適切だと思う。死亡率が減少しても患者が満足しないことは
あり得るし、それではゴールに至ったとは言えない。患者が満足だが、死亡率が減少しないこともあり得て、
それもゴールに至ったとは言えないので。
181
最終アウトカム指標
000001
○がんの年齢調整死亡率がすべての集計項目においてベースライン値より
○この指標を改善するためには、様々な施策が総合的に機能する必要がある。今後も向上することを期待した
低下していることは評価できる。また、自分らしい日常生活を送れている
い。
と感じるがん患者の割合もベースライン値より増加していることも評価に
○観察している指標が死亡率の減少・生存期間の延長にリンクしているのか継続的なチェックが必要である。
値する。
○死亡率の減少率で示す(例(67.4-65.7)/64.7=2.5%減など)と、微妙に女性の方が減少率が高いことがわ
○全体的に診断・医療レベル評価は高いと言える。
かる。男性との差は更に広がるのではないか?
○すべてのがん死亡率の指標で数値が改善していることは素晴らしい成果。
182
183
最終アウトカム指標
最終アウトカム指標
○難治性がんの年齢調整死亡率が上昇していることの意味合いについては、罹患率の動向を踏まえる必要があ
000003
000010
る。
○「現在自分らしい日常生活を送れている」と感じるがん患者の割合が
○どの施策や指標が患者の生活実感に強く影響しているのかを明らかにするため、多変量解析などを用いた詳
70.5%から 79.0%へと上昇しており、改善傾向にある点は評価できる。今
細な分析を行うことが有効ではないか。
後もさらに上昇傾向となるよう、各分野の施策を着実に達成していくこと
○「全てのがん患者及びその家族の苦痛の軽減並びに療養生活の質の維持向上」とある。令和3年9月3日の厚
が望まれる。
生労働省・第2回がんの緩和ケアに係る部会で提示された資料2によると「約半数のがん患者はがん診療連携拠
点病院以外で初回治療を開始しており、その前段にあたる診断については、さらに多くの割合はがん診療連携
拠点病院以外でなされていることが推察」と指摘されていることから、患者体験調査による評価では「誰一人
取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分に満たしていると
は言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の調査も必要である。
「さらに推進が必要と考える事項」について
セカンドオピニオンのことが「進捗状況の評価」と「さらに推進が必要と考える事項」の両方に出てくるが、
そこまで喫緊の課題であろうか?「さらに推進が必要と考える事項」の項では不要と思う。セカンドオピニオ
ンは医師及び患者の間でほぼ定着しており、件数としては減っていないのではないか?
追加で記載すべきこと
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医療へのアクセスに関する指標「タイムリーな病理診断」211202、「診断から手術までの日
数」213202、「手術から放射線治療開始までの期間」213204、「遅延なく化学療法が行
えているか」213206
がすべて悪化しており、今後集約化により、更に悪化することが懸念される。院内にお
いてはキャンサーボード、また、院外では迅速な病診、病病連携を促進すべきである。(実際はコロナの影響
もあったと思う)
◆均てん化と集約化〔病理診断〕
○がん診療連携拠点病院に限っては、病理・細胞診の有資格者が増加して
○地域がん診療病院は減少しているので、単に移動があっただけか、もしくは地域がん診療病院の方が数は多
いる。
いため、全体の担い手は減少している可能性があるため、実数で明らかにする必要がある。
○病理診断・細胞診断については、拠点病院では専門的な知識と技能を有する医師が1人以上配置されている割
185
アウトプット指標
全体
合が100%に近づいてる。一方で、地域がん診療病院ではこの割合が減少している。技術的にはAIの活用が進ん
でいるものの、最終的な判断は医師が担っており、医師の配置状況の継続的な評価は必要。なお、配置を均て
ん化していくのか、集約化を図るのかによって、今後の評価の視点や指標設定も変わると考える。
186
中間アウトカム指標
○病理診断に携わる専門的な知識及び技能を有する医師、細胞診断に関す
○診療連携拠点病院で充足されたにもかかわらず、診断までに時間がかかるようになってしまったのは、地域
る専門資格を有する者、いずれも診療連携拠点病院において増えているこ
がん診療拠点病院においての充足率が減少していることが影響しているのか精査が必要。
とは心強い。
○このアウトカム指標の改善に向けては、特に地域がん診療病院における診断体制の改善が検討課題となる。
○2点のデータでは改善したかの評価が難しい。
また、集約化の進展に伴い、専門的な知識および技能を有する医師を「1人以上」配置すればよいとする現行
211202
基準は、実情にそぐわない可能性がある。実効性ある体制整備のためには、必要とされる最低人数の再検討が
求められる。
○「がん診療連携拠点病院で病理医配置が達成できた→確定診断までの期間が短縮化できる」のロジックは納
得できる。#211102の中間アウトカムをコア指標に引き上げてもいいのではないか。
187
分野別アウトカム指標
200001
○がんの診断・治療全体の総合評価(平均点または評価が高い割合)につ
いてはベースライン値より増加していることは評価できる。
○「全てのがん患者及びその家族の苦痛の軽減並びに療養生活の質の維持向上」とある。令和3年9月3日の厚
生労働省・第2回がんの緩和ケアに係る部会で提示された資料2によると「約半数のがん患者はがん診療連携拠
188
最終アウトカム指標
点病院以外で初回治療を開始しており、その前段にあたる診断については、さらに多くの割合はがん診療連携
000010
拠点病院以外でなされていることが推察」と指摘されていることから、患者体験調査による評価では「誰一人
取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分に満たしていると
は言えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の調査も必要である。
◆ゲノム医療〔がんゲノム医療について〕
○がんゲノム医療連携病院や人的資源の数が増加傾向にあり、評価できる。 ○治療経過の中でがんゲノム検査実施の機会が逸されることのないよう、専門的知識を持たない医師への教
189
アウトプット指標
全体
190
アウトプット指標
211201
○がんゲノム医療中核拠点病院等を中心とした医療提供体制は7項目ある全 育・啓蒙の機会提供が重要と考えられる。
てのアウトプット指標において向上しており、評価できる。
○「がんゲノム医療中核拠点病院等の数」について#211101の均てん化・集約化を踏まえて今後さらに増えてい
くことが必要なのか指標のあり方について検討が必要である。
○がんゲノム医療において、検査を受けた患者数や遺伝カウンセリング件数 ○がん遺伝子パネル検査を受けた後、肝心の治療につながっている割合が減少している傾向について、例えば
が増加していることは、患者が必要な医療や支援にアクセスできる機会が
施策によってエキスパートパネルを受けた患者の数(母数)が大きく増えたなどの理由があるのか。
広がっているという点で評価できる。
○患者数の増加に対して、アウトプット指標にある専門スタッフの増加が十分に連動しなければ、分野別アウ
トカム(安心・納得できる医療提供や治療選択)にはつながらない。患者にとって「人に相談できること」
191
中間アウトカム指標
全体
「待たされないこと」は大きな意味を持つため、スタッフ数との整合性が重要である。
また、遺伝子パネル検査の種類自体が増えていく中で、遺伝子検査の実施数(母数)が不明確なままでは、測
定値の割合だけを見ても実態の評価は難しい。患者にとって「どの検査が、どれくらい行われているのか」を
知ることは、信頼感や選択の納得感につながるため、母数を含めた丁寧なデータ提示が望まれる。