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参考資料8_第4期がん対策推進基本計画中間評価 委員意見一覧 (23 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73926.html |
| 出典情報 | がん対策推進協議会(第95回 6/18)《厚生労働省》 |
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令和8年6月18日
No.
各ブロック
#(指標番号)
評価される点
「がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項」更なる取り組み、又は改善等が必要な点
◆アピアランスケアについて
546
分野別アウトカム指標
「身体的・精神的な苦痛により日常生活に支障を来しているがん患者の割合」はアピアランスをはかっている
300011
わけではないと考える
身体的・精神心理的な苦痛により日常生活に支障を来しているがん患者の割合が大幅に多くなっていることに
547
分野別アウトカム指標
300011
BL値より増加している
関しては、医療スタッフのみならず、相談支援センター、ピアサポートでのアピアランスに関する相談支援強
化が求められる
548
中間アウトカム指標
332201
BL値より減少している
(332102)では相談件数が増えていることにより、実際には、家族、友人、患者会、ピアサポーターなど、医
療スタッフ以外の相談先を選択している可能性も考えられる。
最終アウトカム指標「現在自分らしい日常生活を送れていると感じるがん患者の割合」はBL値より増加してい
るが、中間アウトカム指標・分野別アウトカム指標はいずれもC判定であり、つながりの評価が難しい。母数
に相談を必要としていない患者が含まれている可能性があり、評価は難しいが、相談を必要とする患者に必要
549
中間アウトカム指標
な支援が行き渡るよう、相談環境の改善に対する取組は必要。
332201
アピアランスケアの体制整備については、【参考資料6】3(2)の「今後予定している取組」に記載のとおり令
和8年度からがん診療連携拠点病院機能強化事業に組み入れられる予定であるため、中間アウトカム「アピアラ
ンスケアに関する相談支援の利用」や、分野別アウトカム「外見の変化に起因する苦痛の軽減」に資する取組
についても検討されたい。
550
中間アウトカム指標
332201
551
中間アウトカム指標
332201
アピアランスケア相談の増加が望まれる
外見の変化に関する悩みを医療スタッフに相談ができたがん患者の割合が減少している。相談件数が増えてい
るのに満足度が満たされて居らず、相談のあり方について検討を要する。
「外見の変化に起因する苦痛の軽減(300011)」の指標がC評価であることから、患者の苦痛を把握・軽減で
きるようスタッフの人材育成が求められるが、アピアランスケア研修(基礎)修了者数が減少している。アピ
552
アウトプット指標
332101
アランスケアの重要性を病院として認識してもらい、受講者が増加するような働きかけ及び受講しやすい体制
整備が求められる。また、多職種等のアピアランスケアチーム等の必要性についても評価したうえで、必要に
応じて診療報酬等の加算も検討する必要がある。
553
554
アウトプット指標
アウトプット指標
332101
アピアランスケア研修(e-learning)の修了者数については、基礎編で減
修了者数の増減のみでは、研修の到達度や現場への浸透状況を評価することは難しく、累計修了者数が対象職
少、応用編で微増となっているが、年次ごとに受講者が積み上がる性質を
種全体の中でどの程度を占めているのかといった視点も含めた整理が求められる。また、情報取得や悩みへの
踏まえると、相談支援に携わる医療従事者全体の母数に対して、どの程度
対処は、必ずしも医療従事者への相談に限られるものではない。美容動画に慣れ親しむ世代の患者にとって、
の割合が受講を修了しているのかは本データからは把握できないため、必
当事者発信の動画は重要な学びや心理的支えとなっている場合もある。院内に動画で学んだり試したりする
ずしも否定的な進捗ではない可能性がある。
ブースがあるだけでも支援の拡充になるため、多様な支援のあり方を探りたい。
関係者が修了すれば更新などがない限り、修了者数が継続的に増加することは難しいと考えられるので、累積
332101
の修了者数も確認することが必要ではないでしょうか。
アピアランス相談者数は増加しているものの、e-learning研修修了者数は減少しており、このあと拠点病院機能
555
アウトプット指標
332101
協会事業でアピアランスケアの体制整備が組み入れられることで効果的な支援につながるか継続して見ていく
必要がある
556
アウトプット指標
332101
557
アウトプット指標
332102
アピアランスケアe-learning研修修了者数が減少し、応用編修了者数はほぼ変化がなかった。研修方法につい
て再検討を要すると考える。
社会的関心の高まりで相談件数が伸びていると思われ、評価できる。
相談支援の利用は25%にとどまり、人材の育成やアピアランスケアの相談についての認知度を高める工夫が求
められる。
中間アウトカム「外見の悩みを医療スタッフに相談できた患者の割合」が下がっていることは、一見矛盾する
558
アウトプット指標
332102
相談件数は伸びている
ようだが、一部の患者が何度も相談していて、相談者の裾野が広がっていない可能性がある。支援の受け止め
方や入口が多様化していることに留意して、医療機関における最適なかかわり方を見極める必要がある。
559
アウトプット指標
332102
560
アウトプット指標
332102
相談支援件数の伸びは評価できる。
拠点病院等におけるアピアランスに関する相談件数が増加している点は評
価できるが、中間アウトカムには反映されていない。
アピアランスケアについて、患者側から医療側に相談されることは極めて少ないため、医療者側からアピアラ
561
ンスケアセミナー等を開催することが必要。その際、アピアランスケアという名称では患者には伝わらない。
◆がん診断後の自殺対策について
がん診断後の自殺対策に関して、拠点病院等における自殺リスクに関する研
修実施割合(333102)が 29.8%→40.6%(A)と向上しており、医療従事者
562
全体
側の認知・対応力の底上げが進んでいる点は評価できる。 また、心のつら
さがあるときにすぐ医療スタッフに相談できると感じる患者割合
(333201)も 32.8%→47.6%(A)と改善している。
緩和ケアの提供体制に関する指標では、緩和ケア研修修了者数(333101)
が 171,779→199,563(A)と増加しており、担い手育成の進展は評価でき
る。 また、地域緩和ケア連携調整員研修(320102)や診療情報提供料
563
全体
(Ⅱ)(320103)の算定数も増加しており、地域連携の強化や実績の「見
える化」が進んでいる点は望ましい。
懸念(昨今の環境変化):一方で近年、訪問看護ステーション併設の高齢者住宅、いわゆる「ホスピス型住
宅」をめぐり、不正・過剰な訪問看護の疑い、看護指示書への不適切な要求、ケアの質のばらつき等が報道・
調査で指摘されている。 この状況下では、緩和ケアの「診療数(算定)」の増加のみでは、どのような体制
で、患者が望む緩和ケアが提供されているかを十分に評価できないおそれがある。
要望(指標・評価の改善):したがって、緩和ケアについては、量(診療・算定)に加えて、少なくとも以下
を点検できる枠組みが必要である。提供の場・体制別(自宅、病院、緩和ケア病棟、施設・ホスピス型住宅
等)の層別で、苦痛緩和・意思決定支援(ACP/SDM)・満足度等を評価すること、患者の望み(療養場所・
ケア内容)と実際のケアの一致(「望むケアが行われたか」)を、患者体験・遺族調査等で把握すること
うつを自殺対策の項に持ってくるのであれば、項目名を「自殺対策」ではなくて「心のケア・自殺対策」とし
564
た方がよい。自殺は減っても心のケアはまだ足りていないのでは?
565
分野別アウトカム指標
300012
減少していることで成果は見られる
566
分野別アウトカム指標
300012
自殺数は減少しており、評価できる
567
分野別アウトカム指標
300012
568
中間アウトカム指標
333201
569
中間アウトカム指標
333201
ただし、自殺数の減少のみをもって精神的苦痛などが十分に軽減されていると評価することはできず、引き続
き患者の心理的苦痛そのものに着目した評価が重要である。
がん患者の自殺数が減少している点は、対策が円滑に進んでいると考えられ
評価できるが、さらに改善するよう対策を継続する必要がある。
手引き改訂や研修、院内フロー整備等、がん医療における自殺対策を実装
公表・周知に留めず、導入施設割合・スクリーニング実施率・連携件数等の運用指標を設定してモニタリング
するための基盤整備が進められている。
し、実装の質改善につなげる。
BL値より増加していることは評価できる
「相談できると感じている」ことと、「実際に苦痛が軽減されている」ことは必ずしも一致しない可能性があ
る。
心のつらさがあるときに、すぐ医療スタッフに相談できると感じている患
570
中間アウトカム指標
333201
者の割合の測定値がベースライン値より増加している点は、自殺対策が奏
効していると考えられ評価できる。
一方で、精神心理的な苦痛を抱えるがん患者割合(333202)は 24.0%→26.2%(C)と悪化しており、研修・
571
アウトプット指標
333202
相談導線の整備と並行して、苦痛の早期把握と支援につながる実装(院内フロー等)の継続的点検が必要であ
る。
精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の割合の測定値がベースライン値より微増している。医療スタッフに相談
572
中間アウトカム指標
333202
できると感じている患者割合が増えていることと乖離している。相談できるが苦痛を緩和できていない可能性
があり相談のあり方について検討を要する。
自殺リスクに関する研修会を実施した拠点病院割合は増加しているが、精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の
573
中間アウトカム指標
333202
割合は微増し3割程度もあることから、より精神心理的な苦痛を把握し、適切に対応できるスタッフの人材育
成が求められる。それには、精神科を標榜しない病院もあることから、病病連携やリエゾンチームも含め、必
要な患者にメンタルサポートが実施できる体制整備が求められる。
遺族調査をデータソースとしているが、当該調査は対象患者を20歳以上としており、小児・AYA世代がん患者
は含まれていない。そのため、この指標は成人がん患者の実態を反映したものであり、小児・AYA世代を含む
574
中間アウトカム指標
333203
「がん患者全体」の状況を把握しているとは言えない。
次期に向けて、この指標を分野別アウトカムとする場合は、対象年齢を明示するとともに、小児・AYA世代に
ついては別に実施される実態調査を参考に、世代ごとの実態を把握することが必要ではないか。
No.
各ブロック
#(指標番号)
評価される点
「がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項」更なる取り組み、又は改善等が必要な点
◆アピアランスケアについて
546
分野別アウトカム指標
「身体的・精神的な苦痛により日常生活に支障を来しているがん患者の割合」はアピアランスをはかっている
300011
わけではないと考える
身体的・精神心理的な苦痛により日常生活に支障を来しているがん患者の割合が大幅に多くなっていることに
547
分野別アウトカム指標
300011
BL値より増加している
関しては、医療スタッフのみならず、相談支援センター、ピアサポートでのアピアランスに関する相談支援強
化が求められる
548
中間アウトカム指標
332201
BL値より減少している
(332102)では相談件数が増えていることにより、実際には、家族、友人、患者会、ピアサポーターなど、医
療スタッフ以外の相談先を選択している可能性も考えられる。
最終アウトカム指標「現在自分らしい日常生活を送れていると感じるがん患者の割合」はBL値より増加してい
るが、中間アウトカム指標・分野別アウトカム指標はいずれもC判定であり、つながりの評価が難しい。母数
に相談を必要としていない患者が含まれている可能性があり、評価は難しいが、相談を必要とする患者に必要
549
中間アウトカム指標
な支援が行き渡るよう、相談環境の改善に対する取組は必要。
332201
アピアランスケアの体制整備については、【参考資料6】3(2)の「今後予定している取組」に記載のとおり令
和8年度からがん診療連携拠点病院機能強化事業に組み入れられる予定であるため、中間アウトカム「アピアラ
ンスケアに関する相談支援の利用」や、分野別アウトカム「外見の変化に起因する苦痛の軽減」に資する取組
についても検討されたい。
550
中間アウトカム指標
332201
551
中間アウトカム指標
332201
アピアランスケア相談の増加が望まれる
外見の変化に関する悩みを医療スタッフに相談ができたがん患者の割合が減少している。相談件数が増えてい
るのに満足度が満たされて居らず、相談のあり方について検討を要する。
「外見の変化に起因する苦痛の軽減(300011)」の指標がC評価であることから、患者の苦痛を把握・軽減で
きるようスタッフの人材育成が求められるが、アピアランスケア研修(基礎)修了者数が減少している。アピ
552
アウトプット指標
332101
アランスケアの重要性を病院として認識してもらい、受講者が増加するような働きかけ及び受講しやすい体制
整備が求められる。また、多職種等のアピアランスケアチーム等の必要性についても評価したうえで、必要に
応じて診療報酬等の加算も検討する必要がある。
553
554
アウトプット指標
アウトプット指標
332101
アピアランスケア研修(e-learning)の修了者数については、基礎編で減
修了者数の増減のみでは、研修の到達度や現場への浸透状況を評価することは難しく、累計修了者数が対象職
少、応用編で微増となっているが、年次ごとに受講者が積み上がる性質を
種全体の中でどの程度を占めているのかといった視点も含めた整理が求められる。また、情報取得や悩みへの
踏まえると、相談支援に携わる医療従事者全体の母数に対して、どの程度
対処は、必ずしも医療従事者への相談に限られるものではない。美容動画に慣れ親しむ世代の患者にとって、
の割合が受講を修了しているのかは本データからは把握できないため、必
当事者発信の動画は重要な学びや心理的支えとなっている場合もある。院内に動画で学んだり試したりする
ずしも否定的な進捗ではない可能性がある。
ブースがあるだけでも支援の拡充になるため、多様な支援のあり方を探りたい。
関係者が修了すれば更新などがない限り、修了者数が継続的に増加することは難しいと考えられるので、累積
332101
の修了者数も確認することが必要ではないでしょうか。
アピアランス相談者数は増加しているものの、e-learning研修修了者数は減少しており、このあと拠点病院機能
555
アウトプット指標
332101
協会事業でアピアランスケアの体制整備が組み入れられることで効果的な支援につながるか継続して見ていく
必要がある
556
アウトプット指標
332101
557
アウトプット指標
332102
アピアランスケアe-learning研修修了者数が減少し、応用編修了者数はほぼ変化がなかった。研修方法につい
て再検討を要すると考える。
社会的関心の高まりで相談件数が伸びていると思われ、評価できる。
相談支援の利用は25%にとどまり、人材の育成やアピアランスケアの相談についての認知度を高める工夫が求
められる。
中間アウトカム「外見の悩みを医療スタッフに相談できた患者の割合」が下がっていることは、一見矛盾する
558
アウトプット指標
332102
相談件数は伸びている
ようだが、一部の患者が何度も相談していて、相談者の裾野が広がっていない可能性がある。支援の受け止め
方や入口が多様化していることに留意して、医療機関における最適なかかわり方を見極める必要がある。
559
アウトプット指標
332102
560
アウトプット指標
332102
相談支援件数の伸びは評価できる。
拠点病院等におけるアピアランスに関する相談件数が増加している点は評
価できるが、中間アウトカムには反映されていない。
アピアランスケアについて、患者側から医療側に相談されることは極めて少ないため、医療者側からアピアラ
561
ンスケアセミナー等を開催することが必要。その際、アピアランスケアという名称では患者には伝わらない。
◆がん診断後の自殺対策について
がん診断後の自殺対策に関して、拠点病院等における自殺リスクに関する研
修実施割合(333102)が 29.8%→40.6%(A)と向上しており、医療従事者
562
全体
側の認知・対応力の底上げが進んでいる点は評価できる。 また、心のつら
さがあるときにすぐ医療スタッフに相談できると感じる患者割合
(333201)も 32.8%→47.6%(A)と改善している。
緩和ケアの提供体制に関する指標では、緩和ケア研修修了者数(333101)
が 171,779→199,563(A)と増加しており、担い手育成の進展は評価でき
る。 また、地域緩和ケア連携調整員研修(320102)や診療情報提供料
563
全体
(Ⅱ)(320103)の算定数も増加しており、地域連携の強化や実績の「見
える化」が進んでいる点は望ましい。
懸念(昨今の環境変化):一方で近年、訪問看護ステーション併設の高齢者住宅、いわゆる「ホスピス型住
宅」をめぐり、不正・過剰な訪問看護の疑い、看護指示書への不適切な要求、ケアの質のばらつき等が報道・
調査で指摘されている。 この状況下では、緩和ケアの「診療数(算定)」の増加のみでは、どのような体制
で、患者が望む緩和ケアが提供されているかを十分に評価できないおそれがある。
要望(指標・評価の改善):したがって、緩和ケアについては、量(診療・算定)に加えて、少なくとも以下
を点検できる枠組みが必要である。提供の場・体制別(自宅、病院、緩和ケア病棟、施設・ホスピス型住宅
等)の層別で、苦痛緩和・意思決定支援(ACP/SDM)・満足度等を評価すること、患者の望み(療養場所・
ケア内容)と実際のケアの一致(「望むケアが行われたか」)を、患者体験・遺族調査等で把握すること
うつを自殺対策の項に持ってくるのであれば、項目名を「自殺対策」ではなくて「心のケア・自殺対策」とし
564
た方がよい。自殺は減っても心のケアはまだ足りていないのでは?
565
分野別アウトカム指標
300012
減少していることで成果は見られる
566
分野別アウトカム指標
300012
自殺数は減少しており、評価できる
567
分野別アウトカム指標
300012
568
中間アウトカム指標
333201
569
中間アウトカム指標
333201
ただし、自殺数の減少のみをもって精神的苦痛などが十分に軽減されていると評価することはできず、引き続
き患者の心理的苦痛そのものに着目した評価が重要である。
がん患者の自殺数が減少している点は、対策が円滑に進んでいると考えられ
評価できるが、さらに改善するよう対策を継続する必要がある。
手引き改訂や研修、院内フロー整備等、がん医療における自殺対策を実装
公表・周知に留めず、導入施設割合・スクリーニング実施率・連携件数等の運用指標を設定してモニタリング
するための基盤整備が進められている。
し、実装の質改善につなげる。
BL値より増加していることは評価できる
「相談できると感じている」ことと、「実際に苦痛が軽減されている」ことは必ずしも一致しない可能性があ
る。
心のつらさがあるときに、すぐ医療スタッフに相談できると感じている患
570
中間アウトカム指標
333201
者の割合の測定値がベースライン値より増加している点は、自殺対策が奏
効していると考えられ評価できる。
一方で、精神心理的な苦痛を抱えるがん患者割合(333202)は 24.0%→26.2%(C)と悪化しており、研修・
571
アウトプット指標
333202
相談導線の整備と並行して、苦痛の早期把握と支援につながる実装(院内フロー等)の継続的点検が必要であ
る。
精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の割合の測定値がベースライン値より微増している。医療スタッフに相談
572
中間アウトカム指標
333202
できると感じている患者割合が増えていることと乖離している。相談できるが苦痛を緩和できていない可能性
があり相談のあり方について検討を要する。
自殺リスクに関する研修会を実施した拠点病院割合は増加しているが、精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の
573
中間アウトカム指標
333202
割合は微増し3割程度もあることから、より精神心理的な苦痛を把握し、適切に対応できるスタッフの人材育
成が求められる。それには、精神科を標榜しない病院もあることから、病病連携やリエゾンチームも含め、必
要な患者にメンタルサポートが実施できる体制整備が求められる。
遺族調査をデータソースとしているが、当該調査は対象患者を20歳以上としており、小児・AYA世代がん患者
は含まれていない。そのため、この指標は成人がん患者の実態を反映したものであり、小児・AYA世代を含む
574
中間アウトカム指標
333203
「がん患者全体」の状況を把握しているとは言えない。
次期に向けて、この指標を分野別アウトカムとする場合は、対象年齢を明示するとともに、小児・AYA世代に
ついては別に実施される実態調査を参考に、世代ごとの実態を把握することが必要ではないか。