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参考資料8_第4期がん対策推進基本計画中間評価 委員意見一覧 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73926.html
出典情報 がん対策推進協議会(第95回 6/18)《厚生労働省》
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令和8年6月18日
No.

各ブロック

#(指標番号)

評価される点

「がん対策推進協議会としてさらに推進が必要と考える事項」更なる取り組み、又は改善等が必要な点

○中間アウトカム指標について、「外見の変化に関する悩みを医療スタッ

○「外見の変化に関する悩みを医療スタッフに相談ができた若年患者の割合」は3割未満だが、母数に相談を

フに相談ができたがん患者の割合」以外は改善傾向であったことは評価で

必要としない若年患者が含まれている可能性があり、評価は難しいが、相談を必要とする患者らに必要な支援

きる。

が行き渡るよう、相談環境の改善に対する取組みは必要。
○各医療機関でアピアランスケアが実施されるためには、アピアランスケアについて十分な知識等を持つ医療
従事者のさらなる養成及び医療従事者に対するアピアランス研修会の効果的な周知や研修を受講しやすい環境

256

中間アウトカム指標

の整備が必要。

216203

○アピアランスの相談件数が増えているのに中間アウトカムの#216203の割合でみると25.8%にまで減ってい
るのはまだ届いていない患者が多いのではないか。
○外見の変化に関する悩みを医療スタッフに相談できた患者の割合は減少している。この乖離は、アピアラン
スケアに関する アンメットニーズ(満たされていない支援ニーズ)が予想以上に大きいことを示唆しているの
ではないか。

○拠点病院等(QI研究参加施設)において支持療法に関する標準診療を実施された患者の割合が低下している
ことは懸念されるため、
257

中間アウトカム指標

支持療法の均てん化の促進が必要である。

216204

○なぜ測定値が10ポイントも低下しているのか分析が必要。薬物療法のスタッフ数は改善したのに、中間アウ
トカムが落ちるのはロジックに問題があるのか、スタッフ以外の要因があるのか。
○支持療法の結果を把握する指標が必要。患者調査をもう少し詳細に取ることで指標にできるのではないか。

258

分野別アウトカム指標

全体

259

分野別アウトカム指標

200001

○多くのアウトプット指標の評価が向上しているにもかかわらず、身体的苦痛・精神的苦痛を抱える患者の割
合に変化がない
○ベースライン値より測定値(中間)が高い値を得た状況は評価できる。

○患者の総合評価を支持療法の分野別アウトカムの指標にするのは無理があり、とりあえず#200006と
#200007があればよいと思う。
○0.7%の改善でAがついているが、身体的な苦痛を抱える患者が3割に上るのは高すぎるというべき。
○アウトプット指標にストラクチャーが挙がっており、分野別アウトカムでは患者の体感が指標になってい
る。その間に専門職の関与による状態改善を測る指標が必要だと思う。
○「身体的な苦痛を抱えるがん患者の割合」は患者体験調査に基づく値である。令和3年9月3日の第2回がんの

260

分野別アウトカム指標

200006

緩和ケアに係る部会で提示された資料2によると「約半数のがん患者はがん診療連携拠点病院以外で初回治療を
開始しており、その前段にあたる診断については、さらに多くの割合はがん診療連携拠点病院以外でなされて
いることが推察」と指摘されていることから、患者体験調査による評価では「誰一人取り残さないがん対策を
推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分に満たしているとは言えず、がん診療連携
拠点病院以外の患者体験の調査が必要である。
分野別アウトカムの身体的苦痛を抱えるがん患者(200006)は3人に1人に上り、精神・心理的苦痛を抱える

261

分野別アウトカム指標

がん患者(200007)も4人に1人に上る。中間アウトカムの標準的な支持療法を実施された患者の割合

200006

(216204)は10ポイントも落ちていることは極めて深刻な点。支持療法が適切に行われたのか、その結果、ど
うなったのか(支持療法は奏功したのか)を検証していく必要がある。

262

分野別アウトカム指標

200007

○患者調査がロジックとして適切に使われている。精神心理的な苦痛を抱

○この数値を引き上げる中間アウトカムが見当たらない。「相談ができたか」の指標はあるが、「相談の結

えるがん患者が4人に1人は高い。

果、良くなったのか効果がなかったのか」を測る指標が必要。
○「精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の割合」は患者体験調査に基づく値である。令和3年9月3日の厚生労
働省・第2回がんの緩和ケアに係る部会で提示された資料2によると「約半数のがん患者はがん診療連携拠点病

263

分野別アウトカム指標

院以外で初回治療を開始しており、その前段にあたる診断については、さらに多くの割合はがん診療連携拠点

200007

病院以外でなされていることが推察」と指摘されていることから、患者体験調査による評価では「誰一人取り
残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」との全体目標を十分に満たしているとは言
えず、がん診療連携拠点病院以外の患者体験の調査が必要である。
「進捗状況の評価」について
200007精神心理的な苦痛を抱えるがん患者の減少のCについて記述がないのは、何故でしょうか?コア指標な

264

のでコメントがあった方が良い。緩和ケアで扱われているからでしょうか?コアから外しても良いような気も
します。
「さらに推進が必要と考える事項」について

265

アピアランスケアについて、上二つを一つにまとめても良いのではないかと思いました。

◆緩和ケア〔緩和ケアの提供について〕

266

アウトプット指標

217101

○症例の増加、算定回数の増加、患者数の増加とも評価できるが、実数を

○アウトプット指標は改善したのに、アウトカムが改善しないのは、何か評価の過程が欠落しているのではな

見ても、全体のどのくらいのニーズが満たされたのかわからないので、一

いか。

概にAと言えるかどうかわからない。
267

268

アウトプット指標

アウトプット指標

217105

217107

○神経ブロックの実施数:目標に近い数字にはなっているが頭打ちなのでは ○実施可能施設が限られるためゲノム医療のように拠点を作り紹介を推奨するなどの手法が必要ではないか。
ないか。
○緩和ケア外来への地域の医療機関からの年間新規紹介患者数が増加して

○拠点病院等の緩和ケアチームの新規診療症例数と比較し、必要とする全ての患者が実際に外来につながれて

いることは、地域の中で緩和ケアにつながる患者が広がっている点で評価

いるかどうかを検証する必要がある。

できる。

○「取り組むべき施策」にあるように外来におけるさらなる専門的な人材の配置についての取組みが必要であ
り、様々な苦痛を把握するためにも、外来での相談支援機能の充実が必要である。

269

アウトプット指標

○研修の修了者数が増加し、緩和ケアに関する知識や理解が広がっている

○広く診療従事者の研修受講を促す取組みが必要である。

点は評価できます。現場での対応力向上にも一定の効果が期待されます。

○修了者数を指標とする評価は一定の意義があるが、実際の患者や家族に届く緩和ケアに繋がっているとは言
えない状況。現場では、患者や家族からの依頼があっても主治医の判断で断られ、結果として終末期になるま

217109

で専門的な緩和ケアにたどりつけない事例が少なくない。このような状況を踏まえると、修了者数の増加を成
果とみなすだけでは不十分であり、むしろ「いかに適切な時期につなげられるか」というプロセスに着目した
調査や評価を求める。
○#217207:医療従事者が耳を傾けてくれたと感じた患者の割合が大きく

○こうした医療者への信頼感が醸成される一方、#217205-217206:本人・家族の生活などの悩みや負担に関

増加しており、#217203-217204:心身の苦痛全般に対する医療者への信頼 しては、相談や支援が十分ではないと考えられる。具体的にどのような種類の悩みが解消されていないのか、

270

中間アウトカム指標

全体

や安心が高まっていると考えられる。

それは医療的なリソースのみで解決可能なものなのか、把握することが必要。

○「医療者はつらい症状にすみやかに対応していた」と感じる患者の割合

○身体的なつらさがある時にすぐに相談できると感じる割合:65.1%、心のつらさについてすぐに相談できる

は 75.0%から90.2%へと大幅に改善しており、相談できた患者に対しては

と感じる割合:47.6%、がんと診断されてから病気や療養生活について相談できたと感じる割合:76.3%から

適切な対応がなされていることを示しており評価できる。

60.6%へ減少という結果から、相談できた人には十分な対応がされている一方で、そもそも「相談しにくい」
「相談できない」患者が相当数存在し、苦しみを抱えたままになっている可能性が強く示唆される。
今後は「対応の質」だけでなく、患者が安心して相談しやすい環境をどう整えるかが重要である。がん相談支
援センターやピアサポーターの活用、緩和ケアチームや心理士など多職種による相談窓口の拡充、患者や家族
への積極的な声かけといった仕組みを通じて、「相談できる人を増やす」こと自体を指標として重視すること
が考えられる。
○医療者に苦痛の表出ができること、の項目は総じてまだ低いことから更なる取り組みが必要。