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資料1-2-10診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (70 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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<参考所見>
1.臨床所見
病初期から脱水、成長障害、不明熱をみることがある。
2. 遺伝学的検査
原因遺伝子として、これまで CEP290 遺伝子の特定の変異が知られている。

2)ジュベール症候群関連疾患(有馬症候群を除く)
Definite、Probable を対象とする。
A.主要症状
①精神運動発達遅滞
②筋緊張低下(主に乳児期)または運動失調の存在あるいは既往
③異常な呼吸(無呼吸、多呼吸、失調呼吸など)、またはその既往
④眼球運動失行・眼振・斜視など眼球運動の異常
B.検査所見
頭部 MRI 所見での神経放射線学的異常
①Molar Tooth Sign(MTS)を有する脳幹または小脳虫部の形成異常がある。
②MTS はないが、小脳虫部の形成異常がある。
C.鑑別診断
アーノルド・キアリー奇形、ダンディー・ウォーカー症候群、コーガン症候群、遺伝性および孤発性小脳形成異
常、くも膜嚢胞、脊髄小脳変性症を除外する。
D.遺伝学的検査

AHI1、ARL13B、ARL3、ARMC9、B9D1、B9D2、C2CD3、CC2D2A、CELSR2、CEP41、CEP104、CEP120、
CEP164、CEP290、CLUAP1、 CPLANE1(C5ORF42)、CSPP1、EXOC8、FAM149B1、HYLS1、IFT172、INPP5E、
KATNIP(KIAA0556)、KIAA0586、KIAA0753、KIF7、MKS1、NPHP1、NPHP4、NPHP5(IQCB1)、OFD1(CXORF5)、
PDE6D、PIBF1、RPGRIP1L、SUFU、TCTN1、TCTN2、TCTN3、TMEM67、TMEM107、TMEM138、TMEM218、
TMEM216、TMEM231、TMEM237、TOGARAM1、TTC21B、ZNF423 遺伝子等の原因遺伝子に変異を認める。
※記載のない原因遺伝子に関しては、下記のサイトを参考いただく。
https://www.omim.org/entry/213300
<診断のカテゴリー>

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