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資料1-2-10診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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B.検査所見
生化学所見:I 型プロコラーゲンプロセッシングの異常
C.遺伝学的検査

ADAMTS2 遺伝子等の変異
7.デルマタン 4-O-硫酸基転移酵素-1 欠損型エーラス・ダンロス症候群の診断基準
A.症状を複数認めることによりデルマタン 4-O-硫酸基転移酵素-1 欠損型エーラス・ダンロス症候群を疑
い、BもしくはCに該当する場合、デルマタン 4-O-硫酸基転移酵素-1 欠損型エーラス・ダンロス症候群と確定
診断される。
A.症状
D4ST1 欠損に基づく EDS:
<大基準>顔貌上
①先天性多発関節拘縮、特に母指の内転・屈曲拘縮および/または内反足
②頭蓋顔面の特徴(大きい大泉門、眼間開離、眼瞼裂斜下、青色強膜、短い鼻、低形成の鼻柱、低位かつ後
傾した耳介、高口蓋、長い人中、薄い上口唇、小さい口、小さく後退した下顎)、骨格症状(内転母指、内反足を
含む多発関節拘縮)出生時または乳児早期に明らか
③特徴的皮膚所見、過伸展性、易出血性、萎縮性瘢痕を伴う脆弱性、手掌の過剰な皺
<小基準>
①反復性・慢性脱臼
②胸郭変形(平坦、漏斗胸)
③脊椎変形(側彎、後側)
④独特な手指の形態(先細り、細長い、円筒状)
⑤進行性足変形(外反足、扁平足、凹足)
⑥巨大皮下血腫
⑦慢性便秘
⑧結腸憩室
⑨気胸・血気胸
⑩腎結石・膀胱結石
⑪水腎症
⑫男児の停留精巣
⑬斜視
⑭屈折異常(近視、乱視)
⑮緑内障・眼圧上昇
B.検査所見
生化学所見:尿中デルマタン硫酸欠乏

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