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資料1-2-10診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (51 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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B.検査所見
生化学所見:尿中リジルピリジノリン/ヒドロキシリジルピリジノリン比上昇
C.遺伝学的検査

PLOD、FKBP14 遺伝子等の病原性変異
<診断のカテゴリー>
Definite1: A 症状のうち2つ以上を認め※、Bに該当する場合
Definite2: A 症状のうち2つ以上を認め※、C に該当する場合
※大基準、小基準のいずれの項目でも可とする。
9.脆弱角膜症候群(常染色体潜性遺伝(劣性遺伝))の診断基準
Definite を対象とする。
A.症状
<大基準>
1.薄い角膜、破裂することもしないこともある(角膜中心部の厚さはしばしば<400μm)
2.早期発症進行性円錐角膜
3.早期発症進行性球状角膜
4.青色強膜
<小基準>
1.破裂の既往としての角膜摘出または角膜瘢痕
2.角膜間質の進行性欠損(特に角膜中心部)
3.強度近視、眼軸長は正常または中等度増加
4.網膜剥離
5.多発聾(しばしば伝音性・感音性両方の要素を有する混合性、進行性、しばしば高音部が低下)
6.張力に乏しい鼓膜
7.股関節弛緩型の異形成
8.乳児期の筋緊張低下(有する場合も軽度)
9.側彎
10.細長い手指
11.遠位関節の過可動
12.扁平足、外反母趾
13.手指の軽度拘縮(特に第5指)
14.柔らかくベルベット状の皮膚、薄く透けた皮膚
B.遺伝学的検査

ZNF469、PRDM5 遺伝子等の病原性変異

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