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資料2-1 令和6年度業務実績評価説明資料 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59536.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第13回 7/25)《厚生労働省》
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評価項目No. 1-3

病院等の利用者の視点に立った医療及び介護の提供
(2)医療事故・院内感染の防止の推進

要因分析(実績値/目標値が120%以上又は80%未満)
指標

45病院が実働病床数に
対する院内インシデン
ト・アクシデント報告
総数を5倍以上
(P.56)

要因分析(①「制度、事業内容の変更」、②「法人の努力結果」、③「外部要因」)

② 各病院において、以下のような取組を行い、職員へ働きかけ続けている結果が出たものと考える。
・職員へ報告の重要性を医療安全研修会や部課長会議で取り上げ周知するとともに、患者への実施前
に気づいたレベル0事例についても積極的に報告を促すために「レベル0キャンペーン」などを実
施して、インシデント・アクシデント報告の推進を図った。(群馬中央病院)
※レベル0とは、インシデント・アクシデントの患者影響度分類のうち、エラーや医薬品、医療器具の不具合が見られたが、
患者には実施されなかったものをいう。

・医師へは医局会などを活用し、医師からの報告件数を紹介するとともに、24時間以内の再手術症
例や手術時間の超過事例等は手術室とも協力し、医師からの報告を促した。また、インシデントシ
ステムの入力項目が多いとの意見から、最低限の入力項目を決めて、報告書作成の負担軽減を図っ
た。(仙台病院)

② 目標を達成することはできなかったが、JCHO全体での医師からの報告件数は7,216件(対令和5
年度比+1,805件)、医師からの報告割合は6.4%(対令和5年度比+1.4ポイント)となり、年度を
追うごとにJCHO全体として着実に報告文化が醸成されている。

全病院が全報告数に占
める医師からの報告件
数の割合を令和5年度
実績値より1%増加
(P.56)

〇 医師からの報告数を増加させる取組として、 医師からの報告件数及び報告率
今後も各種委員会での職種別の報告件数及び報 8,000
(件)
告率の提示や、短時間で報告ができるような工
夫、インシデント報告の重要性の周知、医師も 6,000
関わっている事案は医師の観点から報告書を提
4.0%
出するように促す等、取組みを進めていく。
4,000
〇 また、本部としても医師からの報告数が大き
く増加した病院の取組を本部主催の医療安全担
当者会議等で参考例として紹介するなど、チー
ム医療推進のためには医療安全対策への医師の
関与が不可欠との認識をJCHO全体に広げ、報
告数の増加へ繋げていく。

2.3%

2.3%

2,000

8.0%
6.4%
6.0%

5.0%

7,216
5,411

2.0%

3,967
2,065

4.0%

2,060

0

0.0%
R2年度

R3年度

R4年度
報告数

R5年度

R6年度

報告率

17

JCHO 独立行政法人 地域医療機能推進機構