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【資料3-3】令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(三次)(案) (57 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59644.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第145回 7/16)《厚生労働省》
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FA-3

公募研究課題

(1)研究課題名
循環器病のリハビリテーションを推進するための研究(25FA1701)

(2)目標
「第2期循環器病対策推進基本計画」(令和5年3月閣議決定)では、保健、医療及び
福祉に係るサービスの提供体制の充実としてリハビリテーション等の取組を進めることと
している。循環器病患者において、早期からの継続的なリハビリテーションは、社会復帰
や再発・再入院の予防に重要である。高齢化に伴い、循環器病に複数の合併症を認めるこ
とが増加しており、合併症の発症等により従来のリハビリテーションプログラムが実施困
難な患者に対するリハビリテーションプログラムや医療提供体制などに関しては課題も多
い。
本研究では、高齢患者にも対応した急性期から回復期まで連続した循環器病のリハビリ
テーションプログラムの確立とそのプログラムの普及を目標とする。

(3)求められる成果
・超急性期、急性期、亜急性期、回復期まで一貫した方針での治療・リハビリテーションを
可能とする標準的な循環器病のリハビリテーションプログラム(病態評価、運動耐容能
評価、栄養管理、緊急時・異常時の体制などを含む)の開発
・当該リハビリテーションプログラムのエビデンスレベル(評価指標等の信頼性・妥当性、
介入の効果等)を示す資料(研究班が作成した原著論文、研究班で収集した論文集等)の
作成
・循環器病のリハビリテーションの普及につながる医療従事者、患者向けの資料の作成

(4)研究費の規模等
研究費の規模: 1課題当たり年間 5,000 千円程度(間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度

(5)採択条件
・循環器病のリハビリテーションに関連する様々な専門家(脳卒中科および心臓血管外科/
循環器内科の専門医、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、管理栄養士等)
を研究分担者又は研究協力者とする研究班体制が構築されていること。
・循環器病対策の実施者(専門家、行政、関係団体等)の意見が反映される体制が整備され
ていること。関連する領域の研究者が幅広く参加しており、かつ主たる関連学会との連携
が取れていること。
・患者・市民参画の実施者(患者・家族支援等の関係団体等)を研究協力者として参画させ
る等の、患者・市民参画に関する具体的な取り組みが示されていること。
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